EUは企業の競争力でなく、法で米国や外国の巨大企業に対抗。
やってることは根本的な面で中国に似ている。
ヨーロッパ諸国は、AIの競争力も無く、今後も米国のGAFAM等の相当する強い独占的な企業が生み出される見込みもない。
したがって国家として法整備する形で、米国のGAFAM等の巨大企業に対抗する策を編み出そうと必死だ。
このニュースは、最初から米国の巨大企業GAFAM等の追い出しを図った中国を思い出させる。
中国はグーグルやFBやTwitterを自国から追い出した。その代わり、米国企業を真似た中国独自の企業(BAT、WB等)を作り、中国で監視する仕組みを採用。欧米とその対米従属の日本は、いつも通り中国を同時、大批判していた。
しかし、いまとなって、これら中国企業は大発展して、世界を飲み込む巨大企業に成長した。
現在では米国を出し抜くAI技術を保有するようになった。
長期的な目線に基づき、国家として自分の国民の情報を守り、さらに国益を考える面では、非常に正しい選択を最初から行ったのだ。
欧州連合(EU)は、最近でもグーグルを制裁するなどしてきたが今回はさらに強い規制に乗り出し、
人工知能(AI)の利用を制限する規制案を発表した。
ヨーロッパ諸国は今後米国のGAFAMSや今後もアメリカで加速するAIの発展に追いつけないだろうし、
ヨーロッパからこういったGAFAMに対抗する企業が今後生み出せれるとは想定しにくい。
したがって、ヨーロッパ諸国が集る、欧州連合(EU)を利用し、これらの外国企業を規制して、監視・管理する仕組みを作り上げようとしている。
これが法整備されれば、AIのリスクを4段階に分け、例えば重要インフラへの利用や顔認識やオンライン広告への応用といったリスクの高いAIの利用には事前の評価が求められるようになる。
違反した場合は、最大全世界の売上の6%の罰金を課せると言う内容だ。
これをヨーロッパのある一国が独自で行うと、アメリカからの批判や潰されるおそれもあるが、EUという国家連合で行うことで常に逃げ道をつくることができる。例えば、ヨーロッパの一国がアメリカから批判されても、これはEUの規制だから、どうしょうも無いのだと言えるのだ。
いかにもヨーロッパ的なずる賢いやり方だ。
今後EUはこういったアメリカの巨大企業に対抗するため、企業の競争力でなく法で対抗する手段を次々と作り上げていくだろう。
別の意味で、ヨーロッパは、企業の管理・監視体制の確立と、米国などの外国企業に対するピンハネで儲ける手段だ。
中国は露骨に国家ファイアーウォールや外国企業を追い出し、自分たちの企業を直接的に監視・管理する。
EUは、民主主義と自由競争という大義名分を利用しつつ、自分たちを守るため「法整備」という形で行い管理をする。
中国とヨーロッパはいつも似ている。
中国とヨーロッパは、長年大陸国家で摩擦に慣れている。
諸外国との戦争や駆け引きにも長けている。
両国とも一時は世界の覇権国だったこと歴史もある。
、
自己主張や自己中心的な国民性と国家のやり方は根本的に似ているのだ。
違う点は露骨にやるか(中国)、それか近代の大義名分を利用しながらこっそりやるかだ(ヨーロッパ)。
日本も、中国のように露骨に米国の大企業に対抗できる国造りをしてこなかったので、
これから、欧州連合(EU)に似た法整備を行っていくべきなのではないか。
でないと国家として国民の貴重な情報を米国等の巨大企業から守られなくなる。
現在の日本の状況を見ると、対米従属的な日本は、FBやツイッター等をみな何の疑問なく利用しているようだ。
むしろ、国も国民もアメリカ様に情報を管理してもらった方がいいのではないかというぐらいで自らせっせ、せっせと米国企業に自分の貴重な個人情報を好んで提供ている。
それは国家として危険な状態であり、日本ももっとヨーロッパ諸国や中国などのように「ずる賢い」政策を行っていかないと危険である。
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