みなさましばらくご無沙汰しておりました~。
12月に入って街はすっかりクリスマス

ですね。
日本ではイベントのようにお馴染みになっているクリスマスですが、もともとは冬至の行事が起源だそうです。春の訪れとキリストの誕生を重ね合わせてお祝いするようになっていったのだとか![]()
日本ではお正月に近い行事といえるでしょうか。
たしかに欧米ではクリスマスは家族、親戚が集まって盛大に迎えますし、ご馳走もたくさんです。
私はイギリスとフランスでクリスマスを過ごしたことがありますが、とても印象深い楽しい思い出となりました。
街ではクリスマスマーケットが開かれていて、クリスマスづくしの屋台がずらーっと並んでいます。

そしてクリスマスまでは誰それにはこれにしようか、あれにしようか、とプレゼント
を探す毎日です。![]()
なにせ家族、親戚一人づつに贈るのですから大変です。
当日は映画に出てくるシーンのように、ツリーの足元には山のようにプレゼントが・・・



それをひとりひとりに渡されていくときのわくわく感と喜びは何歳になっても嬉しいものですね。
日本のお正月は落とし玉をもらえるのは子供だけですが、クリスマスではおじいさん、おばあさんもまるで子供のような笑顔でプレゼントをもらいます
もちろんワンちゃんにもありましたよ![]()
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そして受け取った人は送り主にキスをしにいくので、人と人が交錯してだんだんと大賑わいになります。![]()
でも親戚中が集まるところもあれば、少人数でお祝いするところも。
特にフランスでは家族構成が複雑なので、離婚した家庭では24日はお父さんの家族と、25日はお母さんの家族と過ごすことが普通に行われていました。
若いカップルも今年は彼の家族と、翌年は彼女の家族と過ごしたりととてもオープンです。![]()
プロバンス地方ではクリスマス用にそろえるナッツやドライフルーツにそれぞれ意味があり、日本のお節に近いものを感じました。クリスマスミサにも一度参加しましたが、賑やかなパ-ティーとは違って、とても静かで厳かな雰囲気
寒い教会でのミサは気が引き締まって、神聖な気持ちになれました。
さて、キリスト教国のフィリピンではどんなクリスマスが過ごされるのでしょうか。
次回はフィリピンのクリスマスのおはなしです。