仮想通貨をリアルな通貨にするためにはゲートウェイ(GW)を利用する必要がある。GWは言わば、関所のようなもので、仮想通貨と現実通貨を行き来するために必ず通る必要がある場所。
空港と言ったほうがわかりやすいかも。国内旅行でも海外旅行でも飛行機に乗る時には必ず空港を使う。空港でチェックインが必要。GWはそんな感じ。
GWは世界中にあるけど、日本で有名なのはマウントゴックス。もうつぶれたけど。今はリップルトレードジャパンという会社がマウントゴックスなき後を引き継いでいる感じだ。
日本人の多くは日本語しか話せないから、日本語でやり取りできるGWとしか取引しようとしないけど、海外に目を向けるとまだ他にもある。
例えば、BITSTAMP。ここは英国系最大手。仮想通貨の取引仲介がメインだけど、仮想通貨をリアルな通貨にして実際の金融機関に送金する対応もしている。
実際に試して見た。RippleウォレットからBITSTAMPにUSDを送って、そこからHSBCのシンガポールへ送金。100USDを送ってBITSTAMPの手数料が15ドル。受け取り側のHSBCは手数料がかからなかった。
着金に要した日数は3日。まずまずの速さと言ったところだろう。
ただ、仮想通貨を実際にリアルな通貨にするためには、GWを介して金融機関に送金せねばならず、その日数が3日も掛かっていたのではちょっと問題もある。
Rippleウォレット内での送金は瞬時で、確かにこれは非常に便利。為替もウォレット内で瞬時にできる。ただ、それはあくまでもウォレット内で存在しているものであり、実際に手にすることは出来ない。
実際にリアルに通貨を手にするなら、銀行口座に送金してそこから出金しなければならない。
Rippleの目指している世界は、リアルな通貨にする必要がない世界なので、銀行に送金して出金するという行為自体がナンセンスなんだろうが、今のところRippleウォレットを利用してできる支払いは限られており、その辺が今後の課題なのだろう。
今の時点ではRippleがまだ普及していないので、取引先に「支払いはRippleウォレットから送金しておきますので」って言っても、「えっ?」って言われるだけで、クライアントに「支払いはRippleウォレットに送っておいてください」って言おうものなら、「ポカーン」とされるだけであり。。。
早く世界的に認知されるようになってほしいものだ。
