イタリアの実情

イタリア政府発表の数字では、コロナウィルス感染状況は以下の通りです。

感染者数 1128人(+240人)
死者 29人(+8人)

今【イタリア】からの旅行者がヨーロッパに行き(又は戻り)、感染する事例が相次いでおり、ヨーロッパでの【コロナウィルス】感染源はイタリアになっていると言えます。

ところが、ヨーロッパ各国は未だに【イタリア】との航空路や電車、バス便を制限しておらず、今後も感染者を撒き散らすことになるのは必至と言えます。

特に【フランス】は大統領は危機感が強いですが、街中は全くそのような態勢は取られておらず、ルーブル博物館も普通に開館していました。

仮に【フランス】で感染者が200人を超える急増状態になれば、果たして【フランス】を封印できるのか？となり、まず不可能となります。
世界一の観光立国であるフランスを封印など出来るものではないからです。

結果、【フランス】にきた観光客が【コロナウィルス】に感染し、世界中に戻っていき、感染を拡散させることになれば、【コロナウィルス】は際限なく、広まります。

そこで、致死率をみてみたいと思います。
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おおよそ３%以下になっており、仮に世界中で100万人が感染するとしますと、その３%は3万人となります。

これを大きな数字とみるのか、大したことはないとみるのかで対応は一変します。

アメリカではインフルエンザで2400万人が感染し14,000人が死亡しているとも言われています。

罹患した患者は大変な恐怖心を抱きますが、３%の致死率をどう判断するのかで、気持ちも変わります。