当社で行っている無料芸能相談では
比較的舞台俳優さんのご相談が多い。

映像の仕事を増やしたい
舞台活動と映像の仕事を平行できるような事務所に入りたい

そんな相談が多い。

もともと舞台に惚れ込み、舞台こそが役者の本分!

そう思ってる方にはちょっと批判を受けてしまうかも知れないことをあえて書きます。

舞台はある種芸術なのだと思う。
自分達が考える「いいと思える演技や表現」を客に提供して、
観た人から直接その対価をもらうのが舞台。
よく役者が言う「表現者」はまさに当てはまる。
つまり自己表現の塊なのだ。

では映像演技は?

自己表現なんて求めていない。

なぜ?

特にドラマ・CMは視聴者=対価を払う人 ではないから。

映像役者は誰のために演じるのか・・・。

批判を恐れずにあえて言うなら、
出演するCMのスポンサーであり、出演するドラマのスポンサーである。

つまり企業のために演じることの対価として報酬を受け取る仕事ということ。

似てるようで全然違う。

どんな役柄であっても、企業イメージを損ねるような
ある程度の清潔感の無い人間は使えない。

自己表現にこだわって、企業イメージを損なうような人間は使えない。
つまり人のために人が要求する芝居やキャラになることが映像役者。

だと自分は思う。

だから自分に拘ってる人や、清潔感のない方は自分を変えなきゃいけない。


もともと舞台という場に魅了されているわけではなく、
ほんとは映像で芝居をしたい
でもその機会がないから舞台で実績を・・・。

そんな人が多い。

でもこれだけ向かってる表現の方向性が違う以上、
場つなぎ的に舞台をすることに意味があるのか?

そもそもそんな考えで舞台に立つことは、
元来舞台を愛している他の役者に失礼ではないのか?

映像をしたいなら映像に特化した活動をすべきだ。

だから
相談会に来て現状を伺ったとき、
「とりあえず舞台やってます」
と答える方にはなんの魅力も感じない。アドバイスすらしたくなくなる。


自分の道をまずは絞ること。
その道で出来る事すべてをすること。

それしかないんだと思う。



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