出版不況といわれて、もう時間がたちますが
リーマン以降のこの2年の不況は、ファッション誌を直撃している。
出版業界が不況でも、10代20代の購買意欲は維持されていた。
だからファッション誌に限ってはそれほど不況の影響を受けていなかった。
この2年の不況は、最後の砦であったファッション誌までも飲み込んでいる実情を伺いました。
ファッション誌のビジネスモデルは、あくまでコスメやファッションメーカーの広告。
雑誌として販売しているが、販売の上がりはほとんど「重い」雑誌本体の輸送や販売コストに消えます。
純粋に出版社に利益となるのがこうしたメーカーの広告。
それが取れない。
取れても安売り合戦になっている。
誌面をもっと盛り上げる、ブログのような読者参加的要素をもっと取り入れないと生き残れないというお話でした。
恐らくその考えから「読者モデル」というジャンルが生まれたのかもしれませんね。
でもあくまでファッション誌の柱は「専属モデル」。
その柱を決めるプロセスは、この10年くらいの間に、オーディションから「顔見せ」という習慣に変わり、
青田刈りの時代になりました。
編集長に会えるプロダクションがどんどん有利になり、読者不在で柱となるキャラクターが決まって行く。
ブログのように読者が近いメディアがどんどん出現する中、明らかに距離感を持ってしまったのだと思います。
グローバルエージェントでは時代のニーズに合わせたキャスティングをやっていきたいと考えています。