レッスン2:これだけ万能フレーズ3つ!
その②は、"Please"です。
「~ください」という意味で、お客さんから言われることの方が多いかもしれません。
"Beer please" - ビール下さい
とか
"Bill / check please" - お勘定お願いします
とか。
~欲しいもの~, please.
Pleaseなしでも通じるし、実際、うちの店での注文の際にも、
"Ice tea and cafe latte"
とメニューからそのままを言われることの方が多いです。
でも、最後に"please"がつくだけで聞き手には少し丁寧で心地よく感じます。
日本語でも「アイスコーヒーとカフェラテ」だと、言い方によっては、ぶっきらぼうに聞こえかねませんが、最後に「下さい」とか「お願いします」と言われる方が気持ちいいですよね。
お客さんからしても、同じです。
おもてなしの"Please"といったら大げさかもしれませんが、ちょっとした気遣いの"Please"です。
~して欲しいときは、Pleaseが文の頭につきます。例えば、
"Please pay at the counter"
お支払いはカウンターでお願いします。
でも、pleaseをつけ忘れて
"Pay at the counter."
と言ってしまうこともあるでしょう。
また、咄嗟に話そうと思ってもPleaseをどんな時に文のはじめで、どんな時に後につけるか、混乱することもあるかと思います。
そんなときは、
とりあえず、文の最後に"please"と言えばいいんです。
"Pay at the counter, please."
これで失礼にはなりません。pleaseなしだと、なんだか命令口調で、おもてなし国としてはイメージが違ってしまいます。
それではいくつか例文をご紹介します。わからなくなったら、Pleaseを後につけて下さい。
"Please take off your shoes here."
- ここでお履物をお脱ぎください。
"Please take a seat."
- どうぞおかけください。
"1200 yen, please."
- 1200円いただきます。
英語のネイティブスピーカーであっても、誰もがpleaseをうまく使いこなしてるわけではないようです。実際に、そっけなくコーヒーを注文した旦那さんが、ちゃんと"please"と言うのよ、と奥さんに注意されていたこともありました。。大抵、子供の躾で親が注意することの方が多いのですが。
あともう一つ、「どうぞ」という意味合いの"please"をご紹介します。
"Yes, please."
- (列に並んでいる次のお客さんによびかける際)どうぞ
「お先にどうぞ」は通常
"After you"
といいますが、手を差し出して"please"と言っても通じます。
"please go first"- どうぞ先に行って下さい
の後ろ部分を省略しています。
"Please take a seat." - どうぞおかけ下さい
の場合でも、席を指して、"please"というだけでも通じるものです。
ただ、何かを手渡しするときや、飲食店の場合だとプレートを運んで配膳する際の「どうぞ」は、
"Here you are." です。
"Please"、明日から使ってみませんか?