マレーシアに日本人が大挙して押し掛ける!? | 国境なき時代を生き抜く!元外資系ITエンジニアが東南アジアで繰り広げる世界進出への道しるべ

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先日発表された統計で、驚いたことがあったので紹介しておこう。

マレーシアに住む日本人の数って分かりますか?

その数ははだいたい1万人である。
(3ヶ月以上の長期滞在者と永住者の合計で)

(日馬フェスティバル@ジョホールバル)


ところが先日の統計(海外在留邦人数調査統計 2012年10月1日現在)では、なんとマレーシア在住の日本人の数は、2万444人となったそうで、前年比96.56%の大幅増加となった。

その内訳は、

長期滞在者:18,850人
永住者:1,594人

だそうで、長期滞在者は前年比106.58%の増加となった。


マレーシア国内の都市で一番多いのは、クアラルンプールで1万310人で、他の約1万人は他の都市に住んでいることになりますね。

さらに資料を見てみると、マレーシアをそれぞれ管轄している大使館・駐在所で見ると、どの辺りに日本人が分布しているのかが見えてくる。


マレーシア大使館:15,579人(+9,322人)
ペナン総領事館:3,052人(+445人)
ジョホールバル駐在官事務所:934人(+42人)
コタキナバル駐在官事務所:879人(+234人)
※()内は前年2011年比


このように見ると、圧倒的にクアラルンプールとその周辺に集中していることが分かりますね。

僕はジョホールバルに住んでいるわけなのだが、この結果を見るとなるほど、「最近日本人を目にすること多いねぇ~」とはならないわけで。。。(笑)



マレーシアにおけるこの邦人数の伸びは世界で一番多かったとのこと。

その理由はいったいなんだろうか。

統計期間は、2011年10月1日からの1年間なわけだが、まず1つは東日本大震災の影響で海外に移住を目指した人の流れではないかと思う。

震災の後は、問い合わせがもの凄い数に上ったそうですね。


それと最近で言えば、教育移住だろうか。

NHKとか日系ビジネスなど大手メディアでも大きく取り上げられるようなテーマであり、実際に移住してくる人は多いですね。

このあたりの数字は、来年の統計でその変化を確認できるようになるのではないだろうかと思う。


でも実際には、ノービザで最大3ヶ月滞在でき、一旦出国して再度入国しても3ヶ月有効となるので、実際にはこの統計には現れていない日本人も結構な数に上るでしょうね。
(就労ビザとかMM2Hがないと、合計半年以上はいられないのでイミグレーションで止められるので注意しましょう)