今回は、
『英語は誰に教わるべきか』
についてお話します。
英語はやはり ネイティブから学ぶべきなのでしょうか・・・？
この答えですが、 英語を学習する
『目的』によって 教わる相手を
選んだ方がよさそうです。
では、その真意をお話していきます。
多くの場合、英語を学習する目的は、
「受験勉強や資格取得の為」
もしくは、
「英語が話せるようになりたい」
この二つのどちらかです。
まず、 受験や資格を目的としている場合、
問題集で学習したり、日本人の先生から
学んだ方が良いでしょう。
文法を深く理解する必要もありますし、
過去問の傾向を知る必要もあります。
もしも、 英語のリスニングがあまり出来ない状態で、
ネイティブの先生から文法を英語で教わっても
何も分からずに終わってしまいそうですよね。
また、 スピーキング能力は必要ないので、
話す練習をする必要もありません 。
（TOEFL IBT等は例外です。）
リスニングを鍛えるのであれば、
参考書のCDなどで学習するといいでしょう。
その他には、読解問題の対策として
英語の文章の読み込みが必要になりますね。
どのような文章を読み込むべきなのかは
過去問を見てある程度は把握する事が可能です。
あと、単語の学習も忘れてはいけませんね！
今の時代は便利な事に、スマートフォンや
パソコンのアプリで効率的に単語学習が出来ます。
このようなアプリは意外と安いので
どんどん活用した方が良さそうですね。
このように 受験や資格勉強では
『暗記』が中心となります。
それでは・・・
資格の為ではなく、 英会話の習得が目的の場合には、 全てをネイティブから学ぶべきなのでしょうか・・・？
実は、スピーキングの分野でも唯一
日本人から教わった方が、 より早い
成長に繋がる可能性の高い分野があります。
その分野とは・・・・
“発音”
です。
あなた：「えっ・・・発音！？？？？？」
そうです。発音です。
以前にも一度お話しましたが、
「英会話がいつになっても出来ない！」
又は、
「言っている事が分かってもらえない！」
これらの最大の原因は発音なのです。
まず、理解しなくてはならないのは、
ネイティブとの会話の際、発音が
少しでも 違っていると、
驚く程伝わらないという事です。
ですから英会話を習得したいのであれば、
“どのようにしてその『音』を出すのか” を
学ぶ必要があります。
これはネイティブから学ぶよりも、
日本人から学んだ方が理解し易いはずです。
それはなぜでしょうか？
その理由は、 日本人の発音の悩みは 日本人にしか分からないからです。
根本的にネイティブの場合、
“伝わらない”という実体験をした事がないので、
なぜ、発音が出来ないのか理解する事が難しいのです。
なので、 過去に発音が出来なかった経験を持ち、
現在は発音をマスターしている日本人から
学ぶのがベストでしょう。
そのような人であれば、 ネイティブにも
伝わる発音の習得方法と そのプロセスを
教える事が出来ます。
英会話は『発音』で挫折してしまう人が
とても多いので、発音の重要性を知り、
最初に基礎固めをしていきましょう。
これをする事で、 英会話習得までの
時間を かなり短縮出来るはずですよ。
では最後に、 正しい発音が出来るように
なるコツをお教えします。
それは、 『音楽の楽器を弾くイメージで、その単語を構成する 一つ一つのスペルを見て、その音をしっかり出す事』です （例外もあります） 。
下記の単語を正しく発音出来るようになれば、
早く発音をマスターする事が出来るはずです。
- nurse
- server
- really
結論は、 英語学習において英会話習得が目的の場合、
やはりネイティブから学ぶべきですね。
日本人同士では通じる英語でも、
ネイティブに通じなかったら
結局それは日本語なのです・・・。
また、 既に発音をマスターしている
日本人から発音方法を学ぶ事によって
英会話習得がより簡単になるでしょう。
そして、 発音方法がわかった後に、
ネイティブと英会話を重ねていく・・・
これが効果的な学習方法です。
とは言っても、 東南アジアの国々では、
観光客や定年後の移住者が多い為、
意外と日本語のような英語でも通じたりします
（アメリカの場合には全く通用しませんが・・・ ）。
最後に、英語学習以外にも言える事ですが、
世の中にはいろいろな情報が蔓延していて
本当に正しい情報が見つかりにくくなっています。
どのような事柄においても、 正しい情報や
方法が知りたいのであれば やはり
経験者に聞くのが一番です。
あなたにとって大切な情報は
しっかりと見極めていきましょう。
英語が話せる事によって、
旅行も一段と楽しくなり
ビジネスの選択肢だけではなく、
人生の選択肢も広がる事になります。
現在では日本人でも
『日本から移住して海外で暮らす』
という 選択をしている人達がたくさんいます。
そのような選択肢を持つ事が出来るって、
なんだかワクワクしてしまいますよね。
引用元：英語はネイティブから習うべきか・・・？