こんにちは。エーケーです。
本日は、 英語の中でも日本人が 一番得意とする分野を紹介します。
一般的に日本人はあまり 英語を得意としていません。 ところが、実は、 日本人でも英語の中で一つだけ 得意とする分野があります。
日本人が一番得意とする英語の分野・・・
それはダントツで・・・
『文法』
です。
正しい文法は主にライティングの際に必要になります。
“三単現のＳ” “Ｓ- Ｖ- Ｏ- Ｃ” “自動詞／他動詞”など、これらは誰にでも聞き覚えがありますよね？
日本人の英文法はなかなか優秀で、 もしかすると文法の理解度は、 アメリカの高校生よりも上なのかもしれません。
ここで一つその根拠となる 私の体験をお話します。
私は日本の高校を卒業した後、 語学学校を経て、カリフォルニア州の 田舎の短期大学に入学しました。
当時、私はカタコトの英語しか話せず、
TOEFLのスコアも480 点程度。
（TOEIC換算だと約500点）
北部の田舎の学校だったので、 私の英語（日本で言う国語） のクラスの9割は白人でした。
クラス全体は30人程度で 私以外はみんなネイティブ。
そして、入学直後でとても不安な中、 初めての英語の授業で、 英文法の学力テストが行われました。
そのテストの問題形式は マークシートの選択問題。
そして問題数は50問。
そしてテスト開始です・・・。
案の定、 私がテストの三分の一も終わっていない段階で、 周りのネイティブはテストを早々と終えて 次々に席を立っていきます・・・ 。
私は一番最後にテストを終え、 今後の授業に焦りを感じていました。
そして次の週、 クラスでテストが返って来ました・・・ 。
結果を見てみると、凄く意外な結果です。
テスト結果は・・・
私が 100点満点中82点。
そして、 クラスのネイティブの最高点は、
『40点』 でした・・・・・（？？？）
つまり結果は、まだ英語が全然話せない私 ＝ 82点
クラスのネイティブのトップ ＝ 40点
その他のネイティブ28人 ＝ 40点以下・・・
（？？？？？？？）
驚くべき事に、 カタコトの英語しか話せない私の方が、 ネイティブの点数よりも遥ーーーーーかに スコアが高かったのです。
では、どの位難しい問題だったのか・・・？
覚えている限りではこのような問題でした。
（米国の短期大学入学直後の学力テストですよ！）
a) Wear did you go?
b) Where did you go?
a) He like his dog.
b) He likes his dog..
a) I and she is going to school.
b) I and she are going to school.
・・・そうです。 このレベルの問題。
恐らく、日本の中学生でも 分かるレベル。。。
しかし、ネイティブの結果は散々（笑）
その後、 テストの結果がとても不思議だったので、 それについて教授に尋ねてみました。
すると、
「留学生の多くはネイティブよりも 文法をよく知っているから、 毎年留学生の点数の方が高いのだよ。」
・・・との事でした。
ただ、テストが返って来た直後は “自分は英語が出来る” と勘違いしていました。しかしその次の週、 自己紹介を兼ねたプレゼンが行われ、 私の言っている事が全く伝わらなかったので 一瞬にして我に返りました（泣）。
私以外、 クラス全員がネイティブなので 英語ペラペラですからね・・・
このように、 日本の高校レベルの文法でも、意外と、いや、十分に、アメリカで通用します。 （唯一通用する分野です）
そして、 このような経験を通して 私が感じる文法の重要性ですが、
「文法なんて出来なくても、 問題なくネイティブと円滑に コミュニケーションを取る事が出来る。」
・・・と言う事。
結局は、
I am
I is
I are
どれも100％通じるんですよね・・・（笑）
実際に文法がメチャクチャな ネイティブもたくさんいます。
という訳で、 もしあなたが単純に、英語がペラペラになりたいのであれば、 文法の学習は重要ではないという事です。 （キッパリ）
英単語を何千個も覚える 必要が無い事と同様。 日本語を例に考えてみても、 日々の会話では砕けた文法ばかり 使っていますよね。
英語の先生や家庭教師に、
「文法が出来てないと英語が通じませんよ」
なんて言われた場合には、一刻も早く先生を変えましょう。恐らく、その人は、アメリカ人とまともにコミュニケーションをした経験すら無い（できない）人物ですので。
正しい文法は全然重要では無いですが、このような正しい知識は、非常に重要です。時間を無駄にしないで効率的な学習をしましょう。
引用元：文法ならネイティブにも勝てる・・・？
