日本に戻ってサラリーマンをやってみた際の研修中に感じた不思議 | 地球人@エーケーのブログ

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日本で育ち、アメリカの大学を卒業。
日本とアメリカで働き、
現在は東南アジアを中心にで
暮らしている20代半ばの管理人が綴ります。

こんにちは。エーケーです。
 
今回は、私が日本で社会人を始めた際に受けた
ちょっとした逆カルチャーショックをお話します。

 
米国大学を卒業した後、日本の一部上場製薬会社でサラリーマンを
開始した私ですが、就職した直後にチャンスを見つけて◯◯を売り、
約8万円程のお小遣いを稼いでいました。
 
さて・・・・私がアメリカ時代に一番お世話になった
サービスといえば、何と言っても『Amazon.com』。
これを利用して、ちょっとしたお小遣い稼ぎが出来たのです。
 
 
カリフォルニアで生活していた時に『Amazon.com』を利用し、
オンラインショッピングで、書籍から洋服、更には靴など、
食料品以外のありとあらゆる物を購入していました。
 
『アマゾンプライム』というサービスに入会すると、「送料無料」で
「翌日必着」だったので、毎週のようにアマゾンを利用していた私も、
もちろんこのサービスに入会していたのです。
 
そして、日本へ帰国してからも継続して、
アマゾンプライムを更新していました。
 
 
その後日本の会社に就職すると、最初は研修の日々、、、
毎日ホテルに宿泊し、同期たちと数カ月間も研修を受けていました。
 
しかしこのように、日本人の同い年位の人達が周りにたくさんいる
環境は私にとっても高校生の時以来だったので、ここでいくつか
(私にとっては)面白い発見をする事になりました。
 
 
その1つ目はトレード。
 
私は米国の証券会社を利用して、
毎日の業務終了後にオンラインで
NY市場の株の売買をしていました。
 
しかし、100名近くいた同期にトレードの話をしても、
誰1人としてトレードを行っている人はいませんでした。。。
 
そんな中、給料の9割近くを海外に送金して
トレードに回していた当時の私は同期の人達にとって、
どこか異色の存在だったのかもしれません。。。

私にとっては、100人もいるのに誰もトレードを
していない事の方が
かなり異色だった訳ですけれどもね。
 
 
そして2つ目は物販です。
 
研修中に同期の人達は、毎日自動販売機やコンビニで飲み物を買っていました。
一日2~3本ペットボトルの飲料を買い、これにより彼らは300円~400円以上の
出費をしていた訳です。そして中にはこの出費を気にかけている人もいました。
 
その一方で、私はアマゾンから直接ホテルに水を発注していたので、
同じ500mLの水でも、1本当たり35円しか掛かっていませんでした。
 
「何でアマゾンで水を頼まないのかなー。」と私は不思議に
思っていた訳ですが、どうやら皆、ホテルにアマゾンの商品を
届ける事ができるとは思っていなかったようです。
 
そこで、毎日多くのお金を飲料に払っている同僚たちの為に、
私はホテル内で水の販売を開始しました。

 
水の仕入れ値は、1ケース当たり500mLのペットボトルが48本で1680円。
それを24本当たり1300円、48本では2600円で販売開始!!
 
当初はエレベーターで偶然一緒になった人や、
ホテルの部屋が近かった人達に営業をしていたのですが、
スグに口コミで広がり、たくさんの注文を受けるようになっていきました。
 
また私から購入すれば、注文を受けた日の翌日に商品を受け取る事ができ、
更に、私はアマゾンプライムで年会費も払っていた為、送料も掛かりません。
つまり、アマゾンプライムに入会していない人達には、マネの出来ない
ビジネス手法だった訳です。
 
 
注文は右肩上がり。ホテルには毎日たくさんの水が届くようになり、
ホテルの廊下を台車でまわって、各部屋に水を届ける日もありました。
そして次第に在庫も持つようになり、私のホテルの部屋の壁は
徐々に水で覆われるようになっていったのです。
 
結果的には、1日2分程の作業で数千本の水を販売し、
感謝されながら約8万円程のお小遣い稼ぎをする事が出来ました。
 
そしてその時に初めて、アマゾンを爆発的に利用する人が日本では少ない事や、
「買ったものを売る」という考えが浸透していない事を感じました。
 
 
聞く所によると、「海外の人の方が日本人よりもお金に賢い」という話を
する人もいるようですが、アメリカに5年近く住んで、現地のセミナーにも
いくつか出席していた私の経験からすると、日本人も外国人もあまり大差は
無いと感じます。
 
“money is the root of all evil"
(お金は全ての悪いことの根源)
 
このような表現はアメリカ人の誰もが知っていますし、
それを信じている人も非常に多いのが現実です。
 
ただ、決定的に日本人とアメリカ人が違う事が1つだけあります。
それは、日本人は必要で無くなった物は「捨てる」のに対し、
アメリカ人や他国の人は必要で無くなった物は「売る」という点です。
 
小さく見えて意外と大きな事なので、
まだ実践できていない人はこれを実践してみるといいですね。
 
 
さて、現在では当時より多くの人がアマゾンを利用していると思いますが、
せっかくなので、ここで最後にアマゾン利用の際の裏ワザをご紹介します。
 
それは、「不在伝票」を無くす裏技です。
 
 
アマゾンで発注し郵送されてきた商品は
「留守」の場合に受け取ることが出来ず、
不在伝票が残る形になってしいますよね・・・?
 
そんな時、再配達の日程をいちいち確認するのも面倒かと思います。
 
そこで、最初から配達先の住所に一工夫します。
あなたの住所の最後に→(玄関のドアの前に置いておいて下さい)
と付け加えてしまえばいいのです。
 
 
つまり・・・
 
例)東京都◯◯区◯◯1-1-1(玄関の前に置いておいて下さい)
                                                                
このような記入方法になります。
 
オンラインショッピングの際には住所を記入する欄があるので、
最初から住所を上記のように記入してしまいましょう。
 
もちろん、玄関の前に放置するべきでは無い商品も
あるでしょうが、日本は平和な国ですし、私も実践して
いましたが、盗まれた経験は一度もありません。(自己責任で)
 
不在伝票が面倒に感じる場合には、
このように住所に一言付け加えるだけで解決するので、
必要であれば実践してみると良いですね。
 
それではまた!

エーケー

(写真はフィリピンの公園にて)

マニラにて