


マルボロカレッジは名門校で非常に良い学校ですが英語力も求められるので日本人にはハードルが高かったりします。
そこで、英語力を問わないインターナショナルスクールを探しています。
しかし、どんな学校でも良いというわけではありません。
先日ご紹介したセリ・アラという学校も良いと思います。
そして、今日ミーティングしてきたラッフルズ・アメリカンスクール(Raffles American School)。
非常に良い学校です。
マルボロカレッジと対極にあります。
マルボロカレッジは名門校で伝統校です。
規律を重んじる校風だと思います。
一方、ラッフルズ。。。
こちらは、シンガポールが本部でアジア13か国でラッフルズ大学を展開している教育機関の初めての小、中、高の学校になります。
校長先生と学校の広報を担当されている奥様が非常に素敵な方で。
ラッフルズの本部からお金は心配しなくて良いから最高の学校にしてくれと言われているそうで。
校舎は2年後の完成予定でマルボロカレッジの付近になるようです。
寮も併設されます。
今は、仮の校舎で授業をしています。
学校の名前は聞いていたのですが、現地の人に聞いても場所も連絡先もわからず困っていました。
それから、正直に申し上げてシンガポールの教育機関が作るインターナショナルスクールには興味が無かったというのもあります。
しかし、素晴らしい。。。
なんというか、自由!!!
アメリカです。
テレビでしか見たことないですが、先生も生徒も床にクッションを置いて座って話し合いをしたり。
先生と生徒が友達のように仲が良く生徒も生き生きしています。
まだ、今年の8月開校ですが、仮の校舎で全く広告をしていないので全校生徒9名。教師は8名。
いや、もう少し生徒を増やしたらといいましたが、「仮の校舎だし焦らないよ」とのこと。
校長先生から教育方針として「普通の学校はトップの5%を生むための教育をする。しかし、私たちは違う。全ての生徒が何か得意なものがあり、それを伸ばす教育をするのだ」とのこと。
人格者といいますか、このような自由な学校に通ってみたかった。。。
この教育環境はマルボロカレッジと対極にあるのが良いと思います。
マルボロのような伝統校を選ぶも良し。
自由な子供に育てたいのであれば、ラッフルズが良いです。
小学校低学年くらいであれば、このような学校で伸び伸び育てながら英語を身に付けさせるのも良いなあと思いました。
保護者も子供も英語ができなくてもOK。
8月が新学期ですが、今からでも編入OK。
入学時に試験がありますが、たとえば数学。
英語ができない生徒は、電子辞書持込みOK。
たしかにアメリカの司法試験は法律書持込みOKと聞いたことがあります。
それから、カリキュラム上試験がほとんど無し。
試験より普段の授業の参加の態度などが重要なのだそうです。
なぜ?との問いに、「アメリカ人は試験が嫌いなんだ」と明るい回答。
うーん、アメリカ。。。
校長先生ご夫婦は、日本の神戸のインターナショナルスクールの校長の経験もあり、日本語も理解できます。
これも日本人には優しい環境かもしれません。
マルボロにかわるご提案としてラッフルズはお勧めです。
ミーティング後、非常にすがすがしい気持ちになりました。
素敵な校長先生と奥様、先生方、生徒たちでした。