シンガポールに行くたびに、シンガポールの成長は国民の英語力にあるのではないかと思わされます。
たしかに政治家は素晴らしいのだと思いますが、一番成果を上げている政策は、国民全員が英語を使えるように教育したことではないかと考えます。
やはり、英語力の問題が無い国には、海外の企業が進出しやすいですし、観光や移住もしやすいでしょう。
日本は観光による国の活性化を目指していますが、実際に外国人には英語表記は少ないし、道を聞こうにも会話も成立しません。
日本は素晴らしいが、観光客には優しくないというのが外国人観光客の率直な感想のようです。
ビジネスにおいても、外資系企業が進出する場合に、社員とのコミュニケーションに非常に苦労するようです。
その点、シンガポールは全く問題がありません。
香港も同様の理由で成長していったのだろうと思います。
決して低税率だけでは外資系企業を誘致できなかったし、アジアの金融センターにはまれなかったでしょう。
ということを考えていたら、そういえば明治維新直後は、日本語を廃止し、英語を公用語にすべきなんて過激な論調もあったなあとネットで検索していたら、文部省による下記のような発表がありました。
既に日本を離れていたから自分が知らなかっただけなのかもしれませんが。。。
「英語が使える日本人」の育成のための行動計画
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/015/siryo/04042301/011.htm
大学を卒業するときには、英語でビジネスができるような人材に教育をするのだとか。
そして、英語を第2公用語にするらしいです。。。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/015/siryo/04042301/011/003.pdf
素晴らしいです。。。
現場で行動に移されているのでしょうか。
日本の未来が明るく見えてきたのですが。。。