香港経済は衰退期に入ったとの香港長官のコメントが出た。
来年の経済成長は2%程度になる見込みとのこと。
不動産の取引も減少。
投資家ビザのハードルも上げているので、意識的に経済成長を鈍化させているともいえる。
さらに、欧州の経済不安の影響も見込んでというところ。
常に右肩上がりの香港。
リーマンショック後も成長を続けてきたが、さすがの香港も今回の世界経済の混乱の影響は避けられないのか。
香港ドルのドルペッグは外さないのか。
どう乗り切るのか、かじ取りに注目。
一方、マレーシアでもナジフ首相の談話が発表され、欧州危機の影響はあるものの、国家の経済成長に大きく影響するものではないとのこと。
資源国ならではの余裕といったところか。
円高の今、マレーシアリンギットを保有しておくのは悪くない選択だろう。