人民元切り上げによって中国自体の内需拡大への転換が始まるといわれている。
日本では、常に米ドルを意識した報道が多いので、円高、円安も常に対米ドル。人民元の切り上げもアメリカとの関係が語られることが多い。
しかし、米ドルは世界の基軸通貨で影響力は大きいが、ある通貨を勧化る時に常に米ドルだけ意識していれば良いというものではない。
アジアは中国やインドの経済成長に象徴されるように他地域に比べて景気は良い。
世界中の投資マネーが流れ込んでいることもあるが、その中でも中国の華僑も含めたチャイナマネーの存在が大きい。
今回の人民元の切り上げによって、内需拡大だけでなく、アジア諸国からの中国への輸出が増え、更にアジアの景気を底上げしていくだろう。
不動産投資も然りである。
チャイナマネーが成長が見込めて安価なアジア諸国の不動産を買いあさっていくことは容易に想像できる。
人民元の切り上げによってアジア通貨が上昇していくかどうかは賛否両論あるが、確実に各国の経済成長に大きく関与していくと思う。
自分の資産を守るために分散投資の必要性が語られる。
アジアの確実に成長していくだろう国の通貨、不動産を保有することも検討していくべきだろう。
人民元の切り上げにより、弊社にも中国銀行口座開設の依頼が急増している。
そこで、更にもう一つの国のアジアの通貨、不動産を保有していくこともお勧めしたいと思う。