こんにちは、今回は、中学生のお子さんを持つ保護者の方から
よく聞く悩み事についてお話します。
その中から、今日はまずひとつ。
「ちゃんと勉強しているはずなのに成績が上がらないんです……。」
と言う声。
なぜ成績が上がらないか・・・。
今回はその原因を探ってみましょう。
勉強しても成績が上がらない原因は、大きく分けて2つあります。
1つめは、「勉強したつもり」になってしまっているから。
言い換えると勉強したことが頭の中に残っていないのです。
2つめは、勉強する内容が適切でないから。
塾のテキストや学校の問題集、プリントなど、
あれもこれもなんでもこなすことが復習だと勘違いしている事です。
勉強が「つもり」になってしまうその原因として
塾に通っているがゆえに、塾の授業や宿題で精一杯、
学校の問題集が手付かずになっている事が目立ちます。
これでは元も子もありません。
学校の定期テストは、学校の問題集から出題されることが多いので、
まずは学校の問題集をしっかりとやることが大切でしょう。
ところが大半の生徒に見られるのが、
学校の問題集をテスト週間に集中してやる
「テスト直前集中タイプ」です。
私の経験上、こうしたテスト直前集中タイプで
成績が伸びた生徒はほとんどいません。
なぜならテスト前だけ問題集をやっても、
ただ問題集を埋めることに(こなすだけで)精一杯になってしまい、
ほとんど頭に入っていないからです。
逆に、それでたまたまテストの点数が良かった場合は
もっと恐ろしいことになります。
親子共々、出来ていると勝手に勘違いをし、
いざ、入試前に分からないところの多さに慌てしまう・・・。
それだけは避けたいところですね。
以上、成績が上がらない! その原因は?でした。
担当 玉利