岩殿観音正法寺は718年に開基した古刹。鎌倉時代初期に制定された坂東三十三観音の十番札所として知られています。
今日は、楽画喜会でのスケッチの日で、本殿ではなく入り口の山門(仁王門)付近でのスケッチとなりました。
山門に続く門前町では、かつて66の僧坊が並び、軒に掲げられた屋号は明治期のものとのことでした。
今でも、山門に一番近い丁子屋さんは、宿坊としての往年の姿を残しているので、先ずは丁子屋さんを入れて上から見下ろした風景をスケッチしてみました。
正法寺に続く門前町。左の赤い建物が丁子屋さんです。
それに続く各戸に掲示されている屋号の一部もご紹介してみます。
最初は丁子屋さん。軒下にも沢山の屋号のような札が見えます。
上から見た写真。
山門にある仁王像(左)。
下はペンで描いた右側の仁王像。
数点描いて、昼の休憩を。
結局この日は4枚描いて、午後二時ごろにお開きとなりました。
下は、門前町から本堂の方を見たところですが、木々に覆われていて本堂は見えません。
本堂は、巨大な銀杏の樹が有名で、秋の紅葉の時期には多くの観光客が集まります。
そこもスケッチポイントとして押さえておきたいところです。
銀杏は、秋にまた挑戦したいと思います。