透明水彩を楽しむ「楽画喜会」がスタートしてこの4月で21年となります。

 そして今回は展覧会を始めてから20回目の節目の回となるのです。

 2003年に、数人で始めたこの会は、私自身水彩をやったことが無く、全く手探りでのスタートでした。

 私は、もともとは主に抽象画を描いていたため当初は透明水彩の扱い方が分かりませんでした。というより簡単だろうと、高をくくってところがありました。

 旅先で簡単なスケッチなどはしたことがありましたが、本格的な水彩の奥の深さを思い知らされたのは、むしろ数年経ってからかもしれません。

 当初は、自分が絵を描いてきた経験もあったので、簡単だろうと考えていたために10年以上無駄な時間を過ごしてしまったように思います。

 少し分かってきたのは最近と言う感じで、大変な回り道をしてしまったという反省がしきりです。

 一方、会を立ち上げた狙いの一つに、会社人間だった自分は、住んでいる地域をほとんど知らなかった反省から、後半人生を楽しむための場所をつくって自分が楽しむと共に、地域に人脈を広げることを通して絵を楽しむ機会と場所を提供できたらという狙いもありました。

 その結果、今では兄弟のような会が他に3つでき(これは市民大学を立ち上げ、その中の講座の一つとして水彩の講座をつくったことから始まり次第に講座が増え、最終的に4つほどの講座ができ、その後独立した3つの絵の会に発展したものです)

 それはともかく、今回は20回目の記念展として、過去の活動などをまとめたパンフレットも作成し、来場される方にお渡ししようと準備もしています。

 是非会場でご覧いただくと共に、パンフレットも受け取っていただければ幸いです。

過去の歴史や、活動の内容などが収められています。

展覧会の詳細は、下記案内はがきを御参照ください。

4月2日からのスタートです。