私は、水彩と抽象を制作していますが、水彩は余り家では描いていません。
ほとんどは教室で描くか、外にスケッチに出て描いています。
ただ、このところ抽象作品を発表する機会が多く、最近は家の中が描きかけの抽象作品で埋まっています。
とにかく11月は抽象の出展を予定している展覧会が4つあるのです。
(透明水彩の出展予定は1つ)
これまで余り抽象作品いについてはご紹介してきておりませんが、
今日は、少しだけ抽象での作品をご紹介してみます。
最終的に作品となったものは、文末にご紹介する各展覧会でご覧いただけると幸いです。
以下は6号程度の小品。
これ以外の、描きかけの作品を少し…。
S30号ほどの作品の一部。
以下は、2点セットになる作品の片割れ。(途中)
こちらは、最終的には長辺が180cmの作品になる予定です。
今は、スタイロフォームを使った作品が増えています。
かなり加工しやすいため、最近は多用しているところです。
下は制作中の作品が山積みされている部屋。
この中では、たしかに水彩の作品は生まれ難い環境ですよね。
抽象が面白いのは、とにかく全く無から生み出して行くプロセスです。
ふと思いついたことをメモしたり、幾つものアイデアスケッチを描き溜めたりしながらある時、一気に制作を進める方法をとっています。
この時期が、今なのです。
大きな作品も、短時間で一気にいくこともあれば、何日も悩みながら積み上げていくこともあります。
多くの時間をかけながら上手く纏まらない時は非常に疲れます。
それでも、抽象を描いている時こそが、何か創造している感じになります。
だから、止められない。
透明水彩では味わえない、ゼロから作り上げていく何ともいえない楽しさが病みつきになります。
私には、このように透明水彩での具象画と、全く異なる抽象画の間を行き来することで、絵の制作を楽しんでいます。
もっと的を絞り込んだ方が良いのでは、とは何度も言われましたが、
今では、この生活で良かった、と考えています。
人生は、結局最後は楽しんだ者勝ちなのだと思うから…。
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これらの抽象作品は、以下の展覧会に出展予定です。
①鶴美展 11月12日~19日(鶴ヶ島市中央図書館)
②川越クロッキー会展 11月21日~29日(川越市立美術館)
③彩西美術会小品展 11月21日~12月2日(アートギャラリー月桂樹)
④彩西美術展2023 11月28日~12月3日(坂戸文化会館)
各美術展の詳細は、また機会を改めてご紹介していく予定です。









