「もっと楽しくワクワクと、もっと自由にノビノビと」

これは、2010年にスタートした、鶴ヶ島市の市民大学(わかば大学塾)で、水彩画の講座を立ち上げた際に設定した標語です。

どうせ、絵を描くなら楽しいということは、とても大切だと思います。

 

そこで来年のカレンダーのテーマを、上記の標語に合わせて楽しんで描いた作品を集めて制作中です。

色々な描き方をして楽しんだものを集めてみました。

9月には、発刊予定です。

完成イメージはこのようなカレンダーとなります。(表紙と裏表紙)

出来上がったら、またブログでご紹介します。

 

確かに水彩画は他の材料に比べて、難しいものがあります。

描き直しが利かない、使用する紙によっても結果が変わる、水の力を使うのが難しい、といったことで悩む方は多いようです。

絵なのだからもっと自分の好きなように描けば良いのだと開き直ってみると、また別の面白さが見えてくるかもしれません。

 

また、自分の絵の形を決めることも大切と言われますが、いろいろ変化しても良いと思います。

いつも、違う描き方で絵をつくるのはダメ、ということもありません。

画家でも、一生の間に、どんどん変化する人もあれば、一旦自分の絵の形が出来たら、終生その形を継続する人も居ます。

要は「描いていて楽しいこと」が大切だと思います。

私は、自分の絵を追求しながら、常に変化するのも良いと考えています。

その結果、どれがその作家の絵の形なのか分からないといったことが出ても、それはそれで良いのではないでしょうか。

生涯を通じて、自分の絵を追い求めれば、そういったこともあると思います。

大切なのは、好きなように描く。そして楽しいこと。

自分の絵を追求し、もがき奮闘する、それもまた楽しです。

私の場合は、この形なのかもしれません。