アート48の会で、早描きにトライです。

速く描くことは、見たものを全てを描くことは難しく、思い切った省略も必要となります。

また、それによってメリハリも生まれ、おしゃれな作品ができる(かもしれない?)ということでの挑戦をしてみたものです。

 

60年ほど前となる学生の頃、1時間で何枚描けるかを競争し20枚ほど描いた中に、結構面白い作品が生まれた体験をしたことがヒントです。

 

ただ、そのためには事前にどこまでイメージができているかが大切なポイントになるだろうということで、描きだす前に考える時間をとることにしました。

 

実際には、5分ほどは描かずにイメージづくりをする、という時間をとり、その後一気に描く、というやりかたで進めることにします。

 

私も、5分の準備時間と20分でどこまで描けるかをデモをしながらトライしてみます。

 

●事前準備

どこにポイントを置き、どこを省略するのか、(見えるものすべてを描こうとしない)

どこを主役として、どこを脇役とするかを決めて

どこを紙の白さを残しておくか

などを事前に説明しながら考えておき、スタートします。

  (ウオーターフォード 300g F6) 

結局、残念ながらこのデモは時間内に完成できずに、10分ほど追加の時間をもらう羽目になってしまいました。(結局トータルで30分)

(これは、いつものような調子で単純に速く作品をつくろうとしたためで、もっと思い切った省略や割り切りが必要だということでしょう)

ただ、早く描けば、面白い作品が出来る訳ではなく、描き方が変わらなければダメだということだと思います。

 

そこで、引き続き2枚ほどを思い切った省略で制作してみます。

こちらはそれぞれ8分ほどで完成。

完成度は低いながら、いつもとは違った面白さは出たかもしれません。

 

何れにせよ、時々は何時もの描き方と違った試みをすることで、何か新しい発見ができ次に活かせるのではないかということでトライしてみたものです。

 

今回のデモは、あまり上手く行きませんでしたが、機会をみて上記2種類の描き方の中間的な描き方で改めて挑戦してみようと思います。

 

アート48のメンバーには、結局上手く行かなかったプロセスを見せることになってしまいました。

ただ、これも何かの参考にはなるのではないかと、勝手に自分を納得させています。

 

勿論、途中経過も写真に撮ることはできませんでした。

 

デモも、上手く行かないこともありますが、これもご愛敬としておきます。

(アート48の皆様、失礼しました!!)

 

こういった失敗もまた何かの参考になるかと考えブログにアップすることにしました。