先日、梅を描こうと坂戸市にある「大宮住吉神社」へ行ってみました。

この神社は1000年以上前の959年(天特3年)に創建されたといわれる古い神社です。

残念ながら梅には遅く、桜には早すぎ、という時期でしたので、スケッチのポイントを探しながらロケハンにウエイトを置きました。

近くには、西光寺というお寺もあり、そちらも含め90分ほどロケハンです。

 

ロケハンには、小さなスケッチブックとカメラを持参し、いろいろメモをしながら歩いています。

(一部は、後半に掲載)

 

残念ながら、梅や桜は無理でしたので、結局住吉神社の本殿を描くことにしました。

ロケハンが長引いたため、結局描く時間があまりとれず、今回も直描きとなってしまいました。

(神社のような場合、構造が難しく下描きなしは少し怖い感じはあります)

直接筆で描き始め……。色も同時に描き進めていきます。

影の部分もどんどん描き進めて……。

途中集合時間に間に合わなくなり、とにかく強引に完成へ持って行きました。

寺社の屋根などは、背後の樹々の暗さを使って描き残しながら形を表現しています。

やや、無理やり完成させた感じではあります。

 

参考までに事前にやったロケハンのメモも掲載しておきます。

上の絵は先ほどの作品のエスキース。

明暗がどのようになるかを考えてメモしています。

 

下は、神社の横の小径。

竹の林と少し残った梅があるのですが、上手く表現できていません。

こういったスケッチメモは、膨大なものになっていますが、時々このような形で取り上げて行くつもりです。