先日の楽画喜会の例会で、東京駅(北口)を描きました。
メンバーの年齢を考えると真夏と冬は、なかなか外に描きに行くには大変です。
結局静物か、写真を見て描くことになってしまいます。
コロナもあって、大半の人は東京へも行きたくないといいます。
完成した作品は、こんな感じになりました。
ここでは少し詳しくプロセスを追ってみます。
まず鉛筆で大略のデッサン。(今回は結構しっかり描いています)
水たまりとなっている部分を塗り残しながら下塗りを…。
水たまりは空が映っていて、非常に明るい部分です。
次いで、全体の色味を見ながら東京駅(北口)を加えてみます。
人物は、肩などが明るくなるので塗り残してみます。
人物や他のビルなども描き加えて…。ここまでくると全体のイメージが固まってきます。
ビルや人物が映っているところを注意深く描き進めます。
大切なのは、真下に映っているようにすることでしょうか。
この位置がずれると違和感が出てしまいます。
点景の人物を修正しながら、木々を加えます。
映っている部分を少し強くしてみます。
ここで終わることも考えましたが、歩道の感じを出すために舗装の線を描き加えることにしました。
舗装の感じを出すため、水たまり部分をマスキングテープで覆ってから線を加えてみます。
出来上がり。
改めて見直してみると、線を引く際に消失点をいい加減に考えて描いてしまったため、やや不自然になってしまいました。
最後まで、大切なポイントをおろそかにしないことが大切だということです。
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なお、明日(12月21日)から「楽展17」(第17回 楽画喜会展)が始まります。
機会がありましたら、是非覗いてみてください。
メンバー一同で、お出でをお待ちしております。








