今年の京橋での個展は、無事終了しました。
怒涛の1週間でした。
コロナ禍の中でしたが、心配を吹き飛ばすように沢山の方にお出でいただき非常に充実した日々を過ごすことができました。
もちろん感染対策には十分配慮して。
人の流れも絶え間なく、昼食をとる時間がなかなかつくれなかったほどでした。
お出でになった方々から、沢山の質問やご意見をいただき、また次の制作活動にエネルギーをいただいた感じがしています。
技術的な質問も多かった中、嬉しかったのは、
「自粛生活でやる気が下がっていたが、この展覧会を見て、また描こうという気持ちになりました」
と、沢山の方から言われたことです。
こんなに多くの方から、同じ言葉をかけられたことは、これまで何度も個展を開いてきた中で初めての経験でした。
(今回は18回目の個展です)
私の拙い作品でも、少しは皆さんの力になれたのだ、と私自身が改めて力をいただいたと感じたものです。
本当に、今回は無理してでもやってよかった、と改めて思いました。
以下は、この一週間の記録の一部です。
まず入り口の看板がお迎えします。
今回は、すべての作品を壁に直付けしました。
以下は展示した33点です。
今回は、ヨーロッパの作品を中心に構成しましたが、
敢て名所旧跡といわれるものは外してあります。
そこに住む人たちの生活感を出したいと考えました。
人物や静物も少しだけ入れてあります。
ほとんどの作品には人が登場するようにしています。
やはり個展は、自分自身にいろいろなヒントをもらえます。
会場で自分の作品を見直すことで、改めて発見することも多く、また沢山の方々からご意見を伺うこともできます。
個展を通じて学ぶことは少なくありません。
絵を描いているなら、是非個展をやってみることをお奨めします。
必ず次につながるはずですから。
















