よく筆、イーゼル、用紙などに関する情報が出てきますが、筆洗についての情報は、あまり見ないように思います。

そこで、今回は筆洗について考えてみます。

 

水彩をやる以上、筆洗は必須の道具です。

私の使っているものを並べて見ますと…。

屋内で使用する際、一番使っているのが左の丸くて中が3つに分かれている筆洗です。水を入れた時に安定するし、使い勝手は最高だと思います。

 

その右は二つに分解できる大型筆洗、その右は3つに分解でき、持ち運びしやすいもので、これも良く使います。

ただ、外でのスケッチの際に携帯するにはやや大きく持ち運びには不便です。

 

そこで出てくるのが右端の蛇腹になった丸筆洗。そしてその左に3つに分かれる小型筆洗、続いて白い小型で水も一緒に入れられる携帯型です。

ただ、6号以上の水彩画を描くような場合は、直ぐに水が汚れてしまう欠点があります。

 

そこで一番便利しているのが、真ん中にある洗剤の詰め替え用袋を使った筆洗です。

とにかく軽く、折りたためば筆のケースに簡単に入りかさばりません。

私の筆のケースです。(右端に畳んで入れておきます)

実は、これは洗剤の詰め替え用の袋を切ったものです。

殆どの家庭にあると思います。(表示の洗剤に限りません)

サイズは大きな方が水の汚れる速度は遅く、絵具への影響は少なくなります。

運搬のことを考えて水でも大丈夫な取っ手を付けてあります。

(勿論取っ手は無くても良いのですが、外でのスケッチなどで水を入れて運ぶ場合は、付けておくと便利です)

とにかく軽く、かさばらないことが一番です。

結構大きな袋なので、水をたっぷり入れておけば絵具による水の汚れも、ほとんど影響を与えません。

 

スケッチ旅行や外でのスケッチには最適だと思います。

一度お試しください。

 

外でのスケッチは、何といっても装備を軽くすることが大切ですから。