もう今日から4月。

月日の経過する速さには驚きです。

コロナ禍で何も特別なことができないまま毎日が過ぎていくのが怖い感じです。

 

今日は、おおよその下塗りができたところで中断していた老街を完成させてみます。

 

昨日の段階では、上から描きこんでいくことを考えながら下地をつくっていますので、いかにも派手な色の組み合わせですが、どう変化させ纏めていくか…。

 

まずは、暗部を強めに入れてみます。

上から色を重ねることで、少しずつ原色部分が隠れてきて落ち着いてきます。(色を重ねても下の色が見える透明水彩の特徴を活かします)

人物や自転車も一気に描いていきます。

点景が入り、少しずつ完成イメージが見えてきます。

三輪自転車が真ん中に入りすぎてしまいましたが…。

空の部分の空間が明るすぎるので少し暗くすることにしました。

最後は、全体の調整をして完成とします。

(上と下の微妙な変化が分かるでしょうか)

ウオーターフォード 300g 粗目 ほぼP15号相当サイズ

 

いつもより大きなサイズに描くことは、若干の緊張感があります。

この改まった感じは大切で、気ままに描くだけでなく時々は必要な時間だと考えています。

 

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なお4月12日から、京橋(東京)で、抽象画のグループ展を開催します。

こちらも機会があったら覗いてみてください。

また違った楽しさがあるかもしれません。