コロナの始まった今年の春、長瀞へ一人でスケッチにいったことがあります

3月28日のブログ

長瀞をスケッチする | 水彩画の小部屋 (ameblo.jp)を御参照ください。

 

この時、時間が無く描けなかったが写真に撮っていた風景を描いてみました。

これが完成した作品です。

 

以下に制作のプロセスを載せておきます。

今回は少し時間をかけて考えながら描いています。

 

まずは鉛筆でとらえて、珍しくマスキングも使っています。

特徴ある岩を表現したく、最初に取り掛かりました。

 

水面に映っている岩の表現に苦労します。とにかく明暗で考えようとしました。

停泊している舟がポイントになります。

途中水面が気に入らず砂地部分をマスキングしてスプレーを使って水で流してみました。

舟に描きすすみます。

また岩の明るさのバランスを考え右の岩の明るさを暗くしてみることにします。

最後に樹々を加え、全体を調整して完成へ。

岩の表現が難しく、水面も思ったような仕上がりにはなりませんでしたが、

何とか少しは長瀞の感じが出たでしょうか。

 

ウオーターフォード 300g F6

 

コロナの今だからこそ、普段あまりやっていないことなど、いろいろ試行錯誤をしてみるのも面白いと思います。