今日は家で外出を自粛し、抽象画を描くことにします。

適当なキャンバスが無く、手元にあったB半裁(765✕542)の紙に描くことにしました。この大きさはほぼ20号に相当します。

・用紙はモンバルキャンソン 300g

・材料はアクリル

 

とりあえずこんな作品となりました。

少しプロセスを追ってみます。

当然のことながら、最初は白紙、下描きはしません。

道具はこれだけ。

材料もアクリルは久しぶりなので、手元に十分にない中でなんとかやってみることにします。

最初の下塗り

乾くのを待って重ねていきます。

水彩と違って、重ねると最初とは全く変わっていきます。

まずは、ここでしっかりと乾燥させます。

(一日目はこここまで。40分ほど)

アクリルは乾燥が速いのでそのままでも進められるのですが、もう少しイメージを整理するための時間をとることにしました。

 

2日目に入り、ジェッソとジェルメデュームを重ねてみます。

既に昨日からは全く違ったものになってきました。

全体のバランスを見ながら手を加えていきます。

さらにメデュームを直接画面に絞り出して、筆で部分的に伸ばします。

こうすることで部分的に光沢がでてきてイメージはかなり変わってきます。

細かいところを微調整し、とりあえず完成とします。

作品20200515「コロナに負けるな」  

 

合計時間は70分ほどですが、間にいろいろと考える時間をとるので、実際には2日かかっています。

 

こういった抽象画は水彩とは全く異なり、自由に描いていけます。

修正もしやすく、思い切ったこともできストレスが無いのがよいところです。

 

水彩は左脳を使いますが、抽象は右脳そのもの、といっても良いでしょう。

出来はともかく、抽象画は楽しい!。