街中の風景に人物や車などの点景を入れることは、最近では一般的です。

これは札幌でのスケッチ。

ただ、車を描くのは苦手、という方も多くおられるので、ペーパークラフトで練習することはどうか、と考えてみました。

 

本題に入る前に、車の基本形を考えておくとよいかもしれません。

ティッシュケースに車が付いたと考えるとイメージしやすいと思います。

つまり、こういったことになります。

いよいよ本題です。

まず、ネットでペーパークラフトの車を探してみると沢山ありました。

その中で幾つか、取り出してみます。

ここでは、スバルとマツダの車を例に考えてみます。

 

まずスバルのBRZ

切り取りから組み立てに1時間。かなり雑なつくりになってしまいました。

アンテナ部分のパーツがあったのですが、途中で紛失してしまい、付いていません。

慣れない作業なので、水彩で絵を描くより時間がかかります。

これをスケッチしますが、実際はもっと曲線がきれいなのだろうと、意識して描いて見ました。

簡単に色をつけてみると、こんな感じです。

マツダのCX5もやってみます。

まず切り離し、組み立ててみます。時間は45分

こちらはリアの形状が複雑で難しい。ただこのままではイメージがしにくいので、近所にあった実際の車を見てみると、想像していたより大きな車でカーブもきれいです。(モデル制作者の腕の悪さがでています)

そこで、ペーパーのモデルより曲線を強調してスケッチしてみます。

ペーパクラフトのボディは白なので、適当に色をつけてみます。

ここでは、実物の車を見ないで描いているので、実際はかなり違うかもしれません。スバルとマツダの方には叱られそうです。

 

幾つかやってみて、果たしてこれで車を描けるようになるのか、疑問は沸きました。

むしろ駐車場でスケッチしたり、交差点でスケッチの練習をする方が良さそうです。

 

ただ、やはり車を作ってみるという経験は、形のイメージをつくりやすいので、車を描くのが苦手という方で、時間がある方は、一度やってみることも有効かと思います。

コロナで外出自粛のため、時間に余裕があるので楽しんでつくってみました。

 

車を描くのに何か参考になれば、と考えアップしてみましたが、

何か悠長なことをやっているようで、現在医療現場で奮闘しておられる方や、仕事で大変な方々には申し訳ないような気持ちです。