線で描くか、面で描くか。以前もこのことを書きましたが、どちらにも面白さはあります。

ここでは、線で描いた例をいくつか並べてみます。

使用するペンや鉛筆で、かなり印象の異なる作品ができます。

以下は、私の好きな東京京橋の風景を、異なった筆記具を使って描いてみました。

 

①まずは、ペンで描いて着彩したもの

②漬けペンで描いたもの(インクの含みが多いため、線がスムーズです)

③ピグメントペンで描いたもの(紙の凹凸でひっかかり、擦れが面白い)

④竹ペン(近くの公園で取ってきたものの先を削ってつくりました)

  思いもかけない線が出てきます。面白い擦れも。

⑤鉛筆(2B) スケッチなどでよく使用される鉛筆。

 力の入れ方を変えながら描くと面白い。

⑥鉛筆(8B) 柔らかな印象のスケッチができる

⑦水溶性鉛筆 少し筆で伸ばすと面白い効果がでてきます。

まだまだ、筆記用具はたくさんあります。

ダーマートグラフなども魅力のある作品をつくることができます。

いつも同じ描き方で制作するだけでなく、線を活かした作品も、いろいろ試すと面白いと思います。

また別の機会に、違う筆記具で描いてみます。