今日は久しぶりに時間がとれ、思い立って 富岡製糸場と高崎市美術館へ行ってきました。
世界遺産となった富岡製糸場は、以前から一度行きたいと考えていましたが、なかなか時間がとれなかったものです。

今日は、強い寒風が吹く中で、案外来場者も少なく、ゆっくりと見ることがはできましたが、一方、あまりの寒さからペンで一枚スケッチするのが精いっぱいで、絵を描く機会は改めてつくることにしました。その時の絵がこれです。
もう一つは、高崎市美術館です。
ここでは、私の好きな作家である、木村忠太展が開催されています。(3月26日まで)
今年生誕100年にあたるようで、「光に抱かれ、光を抱いて」との副題がついています。
これまでも、個展は5回ほど見ていますが、その色使いや構成は素晴らしいものがあります。
1953年の渡仏以来1987年に70歳で亡くなるまで、ほとんどフランスで活動していた画家ですが、「絵は感動を描くのだ、そして感動とは光だ」と、光の画家と自任し、モネの後継者であるとも言っています。
今回もたくさんの刺激をもらって帰ってきました。
良い絵を見ることは、いろいろな発想をもらうことでもあり、描くためのエネルギーももらうことができます。
水彩をやっているから水彩の作品だけを見る、というのでなく、幅広くいろいろと見ることも大切だと思います。



