朝のテレビニュースを見ていたら、その場に、あるフォ ークグループが呼ばれていて、アナウンサーが彼らを紹介して"Take it away, guys."と言ったら演奏が始まった。辞書で調べてみると"take it away"は「始める」という意味の俗語だと書かれている。こんな場面を見ていれば、辞書など見なくても容易に意味は類推できる。子供たちはこうやって新しい言葉を次から次へと覚えていくのだろう。"guy"という単語はそもそも「男」を意味するが、必ずしもそうとは限らない。地下鉄に乗っていた一人のお母さんが、2人の娘たちに"Come on, guys."と声をかけ、家族3人で降りていったのを見たことがある。成人女性に対しても複数形ならばこのような呼びかけに使えるが、僕が"guys"という単語を使うようになるまでには、けっこう時間がかかった。ある日、ESLの講師であるAnneのことを口が滑って"She's a nice guy."とChristianに言ったら、ぼこぼこに叩かれたことがある。単数ではやはり「男」を意味する。