昨夜は
満月の中秋の名月が綺麗でしたね
中秋の名月が満月になるのは
8年後になるみたいですね
今回の
『時計のこと』は
『ローマ数字の文字盤は、なぜⅣではなくIIIIと表示されているんですか?』
がテーマです
諸説ありますが
これには歴史がかかわっています
14世紀、フランス国王シャルル5世は
ドイツから時計師の
ヘンリー・ド・ヴィックを招聘し
宮廷に時計塔を建造しましたが
完成した時計塔に
ローマ数字の Ⅳ が使われているのを見たシャルル5世は
自分の称号にある Ⅴ から Ⅰ を引くのは
自分の治世がすぐに終わるようで縁起が悪いと
IIII という表記に改めさせたといいます
この一件以降、世の時計師たちは
Ⅳ ではなく IIII を習慣的に使用するようになり
それが今日まで受け継がれているということです
今回のテーマは
『ローマ数字の文字盤は、なぜ Ⅳ ではなく IIII と表示されているんですか?』でした
次回は
『腕時計はいくつぐらいの部品で出来ているんですか? 』を
テーマにお話しします