2024年6月22日


こんばんは


コロナ罹患後初めて、

少しですが近くへお出かけしてきました

体力的な部分で回復の遅れはあるんですが

いい時間になったと思います

またブログにもアップしようかと考え中です


さて、いよいよ初夏の京都旅も佳境を迎えました

もちろん、旅のハイライトはこれからなのですが

この辺りから少し名残り惜しくなってきましたね~


不思議な羅針盤のある陰陽師所縁の方位除けの

大将軍八神社の次に訪ねましたのは

そこから歩いてすぐの場所にある

学問の神様菅原道真を祀る北野天満宮です

北野天満宮は境内に全く違う歴史を持つ
2つの見どころがありますので
説明が長くなりますので2回に分けてお送りします

学問の神様として全国から信仰を集める
合格祈願の聖地、北野天満宮
平安最強の知識人にして理論派の政治家だった
菅原道真は、偽のでっち上げ事件に巻き込まれ
九州の太宰府へと左遷されてしまいます

道真はそこで無念のまま亡くなってしまいますが
その後都では有力貴族が相次いで亡くなったり
天皇や貴族たちが政務を行う清涼殿という建物に
雷が落ちて複数の死傷者や火災が起きたことから
これらはすべて菅原道真の祟りで、
道真の名誉を回復しなければならない!
と、噂レベルではなく天皇からの緊急の命令として
創建された神社がこの北野天満宮です
太宰府天満宮や湯島天神、大阪天満宮など
今では全国各地に広まった天神様の発祥の地で
受験シーズンには受験生の長い列が続きます

自分は2月下旬に来たことがあるんですが
泣きながらお詣りしている受験生がいて
きっと来年の雪辱を誓ったんでしょうね…
自分もその経験があるので
すごく伝わるものがありました
鮮やかな三光門、とても威厳を感じましたね

学問の神様と聞くとどうしても合格祈願が
真っ先に浮かんできてしまいますが
いつまでも記憶力を維持出来ますようにとか
菅原道真は鋭い政治家でもあったので
どんな場面でも最適な選択が出来ますようにとか
自分には結構タイムリーな神社だった気がします
しばらく歩いていくと国宝の拝殿が現れました
北野天満宮は応仁の乱など何度か本殿を失っており
今の本殿や拝殿の造りは八棟造と呼ばれる
安土桃山時代の建築様式で造られています

覚えておられる方は少ないと思いますが
昨年仙台を旅した際に訪ねた大崎八幡宮が
実はこの様式で造られた神社でした
この様式は造られた時代が短いことから
現存する八棟造の神社は北野天満宮と
大崎八幡宮くらいしかないそうですね
本社時代は理想論だけが先行する上司でしたので
その実現のために必要なことの多くは
自分たちが考えなければならないという
非常に厳しい環境の中にいました

ですので京都を訪ねた時にはよくここに来て
良い知恵が浮かびますようにとお願いしたものです
今回も、まだ会社の課題を多く抱えていましたので
同じように良い知恵が浮かびますようにと
お願いをしてきました

あと、北野天満宮と言うと有名なのが
京都に早春を告げる梅花祭ではないでしょうか
菅原道真が愛したとされる梅の花は
お正月明けの早い時期から見頃を迎え
多くの人で賑わいます
写真は2017年の1月、京都に雪が積もった日に
北野天満宮を訪ねた時の一枚ですが
開花している梅は少なかったものの
これぞまさに雪中梅!とても美しい風景でした

学問の神様、菅原道真を祀った北野天満宮
まだまだ向上心を持って頑張りたい願いを託して 
この場所にあるもう1つの見どころへ
その様子は次回にお送りしたいと思います

では、
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございましたm(_ _)m