2024年6月20日
こんばんは
昨日、ちょっと無理して遅くまで残って
法人税申告書を作ったせいか
今日は1日怠さとの戦いでした…
毎年難関の法人税申告書が終わったのいいですが
まだまだ本調子は先にあるものなんですね
もう少し、ちゃんとコントロールして過ごします
さて、京都ラーメンに大満足した後は
常盤駅から嵐電に乗って
こちらも行きたかった世界遺産のお寺へ
あっという間に到着しました
青空に映える二王門
いよいよ中に入っていきましょう
仁和寺は平安時代初期の宇多天皇が
出家して宇多法皇となった後に住んでいたお寺で
京都市内にいくつか見られる天皇所縁のお寺
門跡寺院の1つとなっています
天皇所縁のお寺というと前々回にご紹介した
大覚寺はどうなの?と思われるかもしれません
大覚寺は元々が離宮で政治の現場でしたが
一方仁和寺は法皇のお住まいですので
大覚寺と仁和寺はちょっと意味合いが異なりますね![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/11/88/j/o1080081315453977342.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/11/88/j/o1080081315453977342.jpg?caw=800)
広大な境内を持つ仁和寺は、絵になる風景の宝庫
新緑を庭園にはとても癒やされました
仁和寺というと中学校の国語で習う
徒然草の「仁和寺にある法師」を連想される方も
実はとっても多いのではないでしょうか
仁和寺のとあるお坊さんが
どうしても石清水八幡宮に参拝したいというので
遥々歩いて山の麓までは行ったものの
麓にあるお寺を参拝しただけなのに
石清水八幡宮だと思い込んで帰ってきてしまった
どんなことでも、きちんと教えてくれる人が
居なくちゃ駄目だよなぁ~
というような話なんですが…
古典の初歩の初歩として題材になっているせいか
仁和寺というとどうしても
徒然草のイメージが強いですよね![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/fc/50/j/o1080081315453977347.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/fc/50/j/o1080081315453977347.jpg?caw=800)
そして、仁和寺というともう一つ
京都屈指の桜の名所として有名です
仁和寺の桜はソメイヨシノではなく
背丈がかなり低くて白い花が咲く
御室桜と呼ばれる固有種で
開花時期も遅咲きの桜として知られています![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/b8/c2/j/o1080060715453977349.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/b8/c2/j/o1080060715453977349.jpg?caw=800)
こちらは2016年に自分が御室桜の開花時期に
仁和寺を訪ねたときの写真です
一般的な桜と比べると色が白いですよね![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/10/87/j/o1080060715453977352.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/10/87/j/o1080060715453977352.jpg?caw=800)
近くで撮るとこんな感じ
ソメイヨシノとは明らかに違う
御室桜の白さが一目瞭然です
江戸時代には京都一の桜として有名になり
当時からお花見客が殺到していたそうです
また開花の時期に訪ねてみたいものですね
二王門からすぐの御殿のうち宸殿は
京都御所の一部を江戸時代に移築したものですが
ここに、タイムリーなものを見つけました![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/7b/f1/j/o1080081315453977357.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/23/glinoahygtty/7b/f1/j/o1080081315453977357.jpg?caw=800)
今日八冠から陥落してしまいましたが
藤井七冠が挑戦者として竜王戦に挑んだ
その第二局が仁和寺で行われたそうです
また八冠目指して頑張って欲しいですね!
皇室と長年深い繋がりがあり、
歴代の皇族が篤く保護した仁和寺には
江戸時代初期の京都御所の正殿を
当時の様子そのままに移築したもので
伝統的な御所の造りの1つ寝殿造が
今にそのまま残されていることから
風雨から守り続けてきました
仁和寺は大覚寺と似ていて
お寺というよりかは御殿に近く
皇族たちの一大拠点として
様々な機能を持っていたことが分かります
また仁和寺は歴史的な事件にも多く登場しますが
中でも、平安末期の保元の乱では
天皇で唯一島流しに遭い、日本三大怨霊とされた
貴重な建物が数多く残る世界遺産は
今回の旅の中でもとても強く印象に残った
そんなお寺の1つになりました
さあ旅もいよいよ終盤戦に入ります
ここから再び嵐電に乗って
次回はちょっとマイナーですが
気になっていた神社を初めて訪問しましたので
その様子をお送りします
では、
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございましたm(_ _)m