2024年5月30日
こんばんは
かつて自分が1年だけ住んでいた埼玉県の街で
また凶悪事件が起きてしまいました
交通の便はとてもいいのに
どうしても治安が気になってしまう一帯で
自分が住んでいた時も凶悪事件がありました
ここのところせっかく改善傾向と聞いていたのに
何だか残念な気分です
早く犯人が検挙されることを願います
さて、5月の爽やかな空気が流れる京都を旅した
初夏の京都旅の1日目もついに
寺社の訪問は今回が最後となりました
最後に訪ねましたのは
入口に位置するのは応天門
この日はイベント準備で正面が閉まってましたが
両脇から中へと入れました
平安神宮は元々平安遷都1100年を記念して
京都で開かれた博覧会のために作られた施設で
平安京の政治の中心だった大内裏にある
朝堂院という政庁を復元したものです
施設は博覧会の前から平安遷都を決めた
桓武天皇を祀る神社として創建されましたが
後に放火事件に巻き込まれてしまい
本殿などは高度経済成長期に再建され今に至ります![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240530/23/glinoahygtty/46/2a/j/o1080081315445441899.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240530/23/glinoahygtty/46/2a/j/o1080081315445441899.jpg?caw=800)
応天門を抜けると、当時の政治の中心地
大極殿そのままの外拝殿が見えてきました
ちょうど今年は大河ドラマの舞台が平安時代
藤原摂関家九条流の全盛期が描かれていますので
ここを歩いていたら「光る君へ」のテーマが
頭の中にすーっと流れてきました(笑)
ちなみに、本物の平安京朝堂院は
平安神宮とは全く違う場所にありました
その場所は今の京都御所とも一致しません
千年の都と呼ばれる京都も
時代によって様々に姿を変えているんですよね![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240530/23/glinoahygtty/62/e0/j/o1080081315445441901.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240530/23/glinoahygtty/62/e0/j/o1080081315445441901.jpg?caw=800)
大極殿改め外拝殿の手前を固めるのは
左近の桜と右近の橘
こちらは左近の桜です
古くから宮殿の前には必ず植えられる木々で
京都御所の紫宸殿の前にもセットで位置しています
また、かつては御所であった門跡寺院の紫宸殿
例えば仁和寺や青蓮院、大覚寺などにも
左近の桜と右近の橘は植えられていますね![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240530/23/glinoahygtty/de/74/j/o1080081315445441912.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240530/23/glinoahygtty/de/74/j/o1080081315445441912.jpg?caw=800)
一方こちらは右近の橘
宮殿から見て右が右近、左が左近なので
参拝する時には左右が逆になっています
個人的に、この左近の桜と右近の橘を見ると
あ〜京都に来たなぁ〜としみじみ感じるんです
それだけ京都には宮中所縁の場所が多いですし
過去に紫宸殿が置かれた門跡寺院などは
ほぼ、京都に行かないと見られませんので
大変貴重なんじゃないかと思いますね
この場所に来られて本当に良かったです
また、平安神宮は京都三大祭のひとつ
時代祭を祭事としている神社で、
京都の秋を彩る様々な時代を伝える祭の行列は
毎年多くの見物客で賑わいます
祇園祭と共にいつか見てみたい京都の憧れですね
かつての平安京の政治の中心地
朝堂院を模して作られた平安神宮
千年の都、京都をこれまでとは違った形で
今に伝えてくれているまさに歴史の伝承者
その大きさと平安時代の空気感に触れ
また1つ、今自分が京都に立っていることを
強く感じた場所なのでした
長い長い初夏の京都旅1日目も
寺社の訪問は今回が最後となります
このあとは宿にチェックインしたあとの
関西らしさ全開の美味しい時間へと続きます♪
では、
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございましたm(_ _)m