2024年4月29日


こんばんは


三連休初日、同期メンバーと長野市で飲んでました

この連休は海外の方も多く訪ねられていて

自分たちのカウンターの横には

カナダから観光で来日された方が


お料理やお酒を頼んだり、料理の意味を伝えたり

自分は昨年から英語を使う仕事をしているので

貴重な実践の場となって楽しかったです

こんな年齢ではありますが

まだまだ成長し続ける自分でいたいと思っています


さて、2週間前になるのですが

大学メンバーがまたしても信州にやって来ました

今回は信州に隣接する場所を訪ねる旅

スケジュールはかなり強行軍でしたが、

印象に残る旅となりましたね

そんな隣県めぐりの旅をシリーズでお送りします


今回の集合は軽井沢駅

最初に突入する隣県は軽井沢の北に広がる

北軽井沢エリアの群馬県です


浅間山の迫力ある風景をずっと左手にして

今回の旅最初の目的地は浅間山が産み出した絶景

国立公園の鬼押出し園です

荒涼とした台地が広がる鬼押出しは
江戸時代の浅間山大噴火で流れ出た溶岩流が
山裾を下ってこの場所で冷えて固まったものです
まるで地球外のどこかの惑星にいるかのような
不思議な風景が辺り一面に広がっています
遊歩道沿いに広がる岩の高さはかなりあって
大きなものは背丈を超えて見上げるほど
灼熱の溶岩がこの地にやってきたなんて
想像するだけで地球の力の凄さを思い知らされます
正面に見える浅間山からは
わずかにガスのようなものが噴出していました
ちなみにこの写真は2015年の浅間山噴火直後に
鬼押出し園を訪ねたときのものです
山の上から上る煙の濃さが違いますよね
この時は小規模な噴火がしばらく続きました
さて、今年の浅間山に戻りましょう
浅間山の山頂付近に小さくポツリとある
建物のようなものが見えますでしょうか?
実はあれは巨大な岩の塊で
数千トンの重さの岩が噴火によって
火口のそこから飛ばされたものだそうです

現在は比較的静穏期に入っているとされる
活火山の浅間山ですが
今も24時間体制で厳重な警戒が続いています
そんな鬼押出し園にはお寺があり
あの上野寛永寺の別院とされています
江戸時代の天明の大噴火では
この地に溶岩流が押し寄せた他に
火口からなんと12kmも離れた場所まで
大量の土石流が押し寄せて村を飲み込みました

火山の恐ろしさ、とてつもない破壊力
浅間山の歴史の悲劇をこの場所で慰霊しています
浅間山から反対側の風景を見ても
一面に火山平原が広がっていました
草津白根山、四阿山、榛名山などなど
この場所から見渡す山の多くが活火山です
今では北軽井沢として別荘地にもなっている
浅間山の北側一帯ですが、自然豊かな高原地帯は
火山によって生まれたんですね
国内ではなかなか見ることの出来ない
溶岩流が作った荒涼とした台地が広がる場所
鬼押出し園の風景

今回の旅前半戦は、長野県に近い
群馬県の西側の一帯をドライブしていきます
火山が生み出したさまざまなものを
お届けしていきますので
今回のシリーズもよろしくお願いします

では、
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございましたm(_ _)m