2024年4月1日


こんばんは


怒涛のような1日でした

それでも、無事に1日が終わってくれたことに

まずは感謝したいですね

今年度こそ、無理のない1年を送りたいです


さて、今日は4月1日ですね

新しい環境に飛び出された方も

長い一日、本当にお疲れさまでした


今日は自分の新入社員、よくブラックと書いている

新卒職場について書いてみたいと思います


そもそも、大学3年の冬頃にゼミの教授から

大学に残って研究室を継いでくれと言われまして

少し迷ったのですが、放送局に行きたいからと

誘いを何度も断っていました

それでも、先生は卒業式の数日前まで

来てくれる可能性があると思ってたらしいです


今思えば、残っていたらどんな人生だったかと…


大学の卒業式の日には能登半島で大きな地震があり

そのニュースの真っ最中での入社式でした

入社式当日はまだ何とかなったものの

次の日から支店に配属されると、

いきなり、預金を数百万集めるように言われ

最初の土日に親戚を回ってようやく達成できました


次の週にはクレジットカードに

そのしばらく後にはインターネットバンキング

金融機関に就職した友人は何人もいましたが

ここまで生々しい人はいませんでしたね…


挨拶も所作1つからすべて厳しかったですし、

某体育会系電子部品メーカーの会長と

同じような社訓を毎日読まされていました

社内には派閥争いもありましたから

どの上司が何を言っているのか聞きそびれると

後で大変なことになってしまいます


付き合いの飲み会も数日おきにあって

パワハラみたいなものですよね

随分と怒鳴られたものです


そんな中、同期たちに話を聞くと

皆もうズタズタにやられていましたが

同期も何十人もいましたので

中にはマウントを取りたいような人もいて

次第に同期の大きな集まりから距離を置きました


自分は激ヤセしましたし、

得意にしていた発想力も落ちてしまいました

大学時代に身に着けていたはずのことも

この時代にたくさん失いました


結局、最初は地域経済のためにと憧れたものの

2年ほどで自分はその会社を辞めました

最後はまともに働ける状態じゃなかったです

今では2人しか自分たちの代はいないのだとか

ちなみに、これでも自分は同期の中で

会社に長く残っていた方になります


それからの日々も厳しかったですね…

ちょうどリーマン・ショックで就職先がなく

勉強の時間を得るために会計事務所に身を置いて

個人でいろいろと勉強する毎日でした

特にこの頃学んだ債権法と会社法の知識は

今の仕事に直結しています


自分はブラック企業に入社したために

随分と遠回りをしてしまいました

同世代がプライベートに元気な時代も

自分は生きるために勉強漬けの毎日でした


でも、今はどういう因果か

経営に直結する仕事をしています

もしかしたらこの仕事は

自分がやりたかった仕事なのかもしれません


そして、あの時代に猛勉強したおかげで

こんな先が見えない時代でも

応用力を利かすことが少しだけですが

出来るようになったような気がします


もちろん、その後のガタも病気として経験して

それは猛烈に辛い毎日でしたが

今になってみればすべては繋がっています

こんな年齢ですが、これからきっと

とってもいい毎日が来るとまだ信じています


法令や業界ルールが厳しくなり

今では自分が経験したここまでのブラックは

減ってきていると思いますが

それでも、社会人になって経験する辛さは

特に若いうちは鮮烈で痛々しいものです

そしてそれが孤独だと痛みも倍増してしまいます


自分はこう思います

社会に適合することは大切ですが

組織に強要されることとそれとは違うと


物には程度があります

そしてそれは新社会人の頃には見えません

だから、友達や家族などといっぱい話をして

社会規範と目の前の世界がズレていないか

その距離を自分自身で測って欲しいと願っています


そして、矛盾に気づいたとき

その中でどう生きるのか?

その答えは1つではありません

アプローチを無限にあります

そのことを忘れないでいて欲しいと思います


自分がなぜ今の仕事をしているのか?

それは、新卒の職場を辞める直前に

尊敬する親戚の方と何時間も話をして

その方が自分の個性を引き出してくれたからです


今では亡くなられてしまいましたが

あの方と話した数時間がなければ

今の自分もいないと思います

新しい環境に旅立つ皆さんの夢が
1つでも多く叶うことを願っています

どうか、自分のように
ブラック企業に苦しむ人が
いなくなりますように

今日はブラック企業時代のことについて
敢えてアップしてみました

では、
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございましたm(_ _)m