2024年3月26日


こんばんは


大学の卒業式のピークも過ぎたでしょうか?

卒業式の直後に新卒で入った企業の研修会があり

「いや…大変な会社に来てしまったな」と

あっという間に夢が萎んだあの日を思い出します


まあ、ほとんどの会社はちゃんとしているので

そんなことはないかと思いますが

いろいろ変化の激しい季節ですので

ぼちぼちと、無理せずいきましょう


さて、北陸新幹線延伸記念で敦賀を訪ね

その後の暴風雨で金沢へとやって来た新幹線の旅

金沢を代表する名園、兼六園のあとは

すぐ近くにある金沢21世紀美術館を訪ねました


ここも何度か訪ねている場所なんですが

眠っていた感性が突然目を覚ますかのような

何だか元気になれる不思議な現代の美術館です

ただ、金沢21世紀美術館は能登半島地震の影響で
展示スペースに大きな被害が出てしまっており
現在も有料の現代アートの展示スペースには
立ち入ることができません
有名なスイミング・プールも今はまだ
こんな風に上からしか見られないんですよね…
まるで水中から空を見上げているかのような
スイミング・プールの風景は
金沢21世紀美術館を代表する展示の1つです
この写真は2018年に訪ねたときのもの
現在復旧作業が進められており
そのうちいい便りが届くと思います
有料の展示スペースは入れませんが
無料の展示やアートライブラリー、
ミュージアムグッズ売場やカフェは営業していて
名物はまだ見られないにも関わらず
たくさんの人で美術館は賑わっていました

写真はドローンでクローバーを撮影しながら
四つ葉のクローバーをAIが発見するという
ちょっと変わった面白い系の最新技術
この日はDXに関する展示が行われていて
その1つなんだそうです
こちらもそんなDXの展示の1つから
壁に浮かび上がった映像の展開が面白いのと
この壁に浮かぶ映像の雰囲気がなんとも現代風で
近未来の空気感にソワソワしました
(反射して自分が写ってしまったので
念入りに加工して消しました…焦りました)

ミュージアムショップも楽しかったです
結構この美術館のグッズは持っているのですが
またいくつか欲しいものが出てきましたね(笑)

そして、金沢21世紀美術館と言えば
自分が一番大好きな展示がこちら
屋外にただ、アクリル板を並べただけの展示
別に周囲の色が変わるだけなんですが
アクリル板が重なったときの混合色や
歩くごとに金沢の街に色がついていく様子に
毎回ワクワクしてしまいます
多分、いつもと同じ繰り返すだけの日常であっても
こうして見方を変えたりすることで
人生は驚きと発見に満ちているのかもしれません
単純なのに、とっても奥が深い現代アートの世界
まさに言葉ではなく、視覚で語る哲学ですよね
お天気が悪くても、それはそれで画になります
なんでせっかくの休日が雨なのかと
いろいろ面白くないなと考えたこともありましたが
でも、巡り巡って金沢21世紀美術館に
再びたどり着くことができました
有料の展示スペースが再オープンしたら
必ずまたここを訪ねたいと思います
そして、スイミング・プールで太陽に照らされて
キラキラと光る水面を下から眺めたいです

大好きな街、金沢にある
大好きな場所、金沢21世紀美術館

胸のモヤモヤが少し軽くなったあとは
再び、あられが舞う金沢の街を歩きます

では、
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございましたm(_ _)m