2024年2月16日


こんばんは


一気に冬に逆戻りの金曜日

未明は強風が県内各地を吹き荒れました

これからしばらくは天気が安定しない日が 

続くという予報も出ています


せめて、職場の忙しさくらいは

安定して欲しいと願うこの頃です


さて、吉田松陰の松陰神社をあとに

世田谷の街を西へと歩きます

足元には結構雪が残っていて

東京でも大雪だったんだなと

都心にもありましたが世田谷の方が多かったです


しばらく歩くと、豪徳寺に到着しました!

住宅街の中に突然大きな山門があるので
少しびっくりしましたね
早速境内に入ると、その広さにも驚かされます
豪徳寺は彦根藩主井伊家の菩提寺で
元々あったお寺を井伊直孝が復興させたことで
23区郊外屈指の広さと伽藍を持つお寺になりました

先ほどまでいた松陰神社縁の吉田松陰は
井伊直弼が起こした安政の大獄で没していますので
至近距離の両者は因縁の関係になりますね…
影には雪があったものの、
紅梅が青空によく映えていました
春そのものを感じられる風景ですよね

そして、豪徳寺と言えば何と言っても
招き猫が有名です!
ちなみに、豪徳寺では招き猫を招福猫児と書きます
境内には何箇所も招福猫児の像があって
何ともほっこりとする瞬間でした
そして、豪徳寺本堂の近くにある招福殿は
そんな招福猫児の聖地になっていました
建物の周りを埋め尽くすように
無数の招福猫児が右手を上げてお座りしています
伝わりましたでしょうか
この猫、猫、猫、猫だらけの圧倒的な猫感!!
実は豪徳寺を再興した井伊直孝と豪徳寺には
こんな言い伝えが残されています

ある日、井伊直孝が豪徳寺の前を通りかかったとき
一匹の猫が直孝に手招きをしました
そして直孝は釣られるようにお寺に入ると
しばらくして辺りは激しい雷雨になり
直孝は偶然にも雨宿りが出来て
しかも、豪徳寺の和尚さんとの話も弾んだそうです
井伊直孝はこの幸運にとても心打たれ
豪徳寺を井伊家の菩提寺として再興しました
一方、そんな幸運をもたらしてくれた猫も
お寺では福を招く招き猫として祀るようになり
以来、招福猫児として大切にされています
東京の猫好きの聖地としても有名で
外国の観光客の方々も多かったですね

自分は今回初めて訪ねましたが
猫好きとしてすごくテンションが上がりました
招き猫には不幸にまつわる逸話が全くなく
猫は幸せを連れてきてくれるんだと
今でも信じているくらいです
中には外国の方が寄贈した招福猫児もありましたよ

猫いっぱいの豪徳寺を歩いていたら
ついついこのお方の顔が…
先生は最近テレビがお好きなようで
年末に大型テレビに買い替えてから
ずっとテレビばっかり観ています
最近は「ダーウィンが来た」から
「光る君へ」とつながる時間帯がお好きなようです
テレビをつけなさいと言われることもあります

変わったお方です…

それはさておき
猫いっぱいの豪徳寺を訪ねて
今回の東京歩きで1番の盛り上がりになりました

猫はやっぱりいいですね
癒やされますし幸せそのものです!

そして、三連休東京シリーズは
再び都心方面へと向かいますよ
続きはまた次回お送りします

では、
今日も最後までお読み頂きまして
ありがとうございましたm(_ _)m