2024年1月23日
こんばんは
大宮と上野という最も新幹線が密集する場所で
大変なトラブルに見舞われ
多くの方が難儀された1日だったと思います
また、その復旧作業であろうことか労災事故が起き
従業員の方が重傷とのニュースがありました
労災事故は自分も経験がありますが
本当に痛々しく、対応も厳しいものです
周囲の従業員の方々へも確実にマイナスの影響が
広がってしまっている可能性がありますので
今は労災事故への対策も怠らないよう
労災担当者としてぜひお願いしたいですね
さて、うなぎの宿住吉で元気をチャージしたあとは
善光寺にグループで初詣に出掛けたのですが
自分は一度この前に訪ねていますので
ブログにはアップせずとしまして
次に訪ねましたのは、善光寺のお隣に位置する
城山公園の一角にある長野県立美術館です
2021年に完成した新しい美術館で
館内はピカピカ、とても奥行きのある空間で
お隣には信州ゆかりの東山魁夷の美術館があります
今回、長野県立美術館で只今開催中の
庵野秀明展を一行で訪ねてきました
新世紀エヴァンゲリオンで一世を風靡した
マルチクリエイターとして知られる庵野秀明さん
実はあまりよく知らなかった方なのですが
元々特撮映画に憧れた美術部員だそうで
その庵野秀明さんが生まれた街や育った環境
またその時代に何を観てきたかといった背景から
既に高校時代には作り始めていたという
初期の特撮映画の再現作品
さらにはその後アニメに進出していく際の原画など
展示はかなり多岐にわたっていましたね
この方のすごいところは
ほぼすべての映像作品の分野の制作を
ご自身で指揮されていたというところだと思います
特撮映画なら、特撮
アニメならアニメ…ではなくて
特撮もアニメも実写のシリアスな映画も
すべて作ってしまうのですから
ちょっと想像もつかない脳内の領域を
お持ちになっているのではないかと
特撮映画全盛期後期の作品から
新世紀エヴァンゲリオン
そしてシン・ゴジラまで
同じ方が作っているなんて信じられないです
ただ、庵野秀明さんはいつもその才能を
多分野で発揮されているのではなく
1つ道を極めたらまた新たな道を歩みだす
その繰り返しを楽しめる方なんじゃないかと
展示を見ていて自分はそんなことを考えました
そしてもう1つ目についたのが
初期のアニメ作品のプロットに書かれた
スタッフ向けの要望や改善点のメモ書きの内容と
シン・ゴジラの演出に必要な小道具を作る際の
やはりスタッフ向けの指示のメモ書きの内容が
驚くほど似ていたことです
この方は頭の中のイメージをいつも整理して
多くの人に分かりやすく伝えることができるから
だから、ありとあらゆる映像作品を
作ることが出来るんだなと
これは自分に向けても大きな刺激になりました
この日特に響いた瞬間でしたね