2023年11月28日


こんばんは


日中ざっと雨が降ったあと一気に寒くなり

明日は北部や南部で雪予報が出ている長野県

日に日に冬を感じる今日この頃

何を食べたらいいのか迷うんですよね

帰りの車の中は夕飯で頭がごっちゃごちゃです


さて、南信地区の同期とのドライブも

ブログでは今回が最終回となります

最後に向かったのは、国内有数の桜の名所で

戦国時代の悲劇の地としても知られる

高遠城址公園です

高遠城址公園というと何と言っても
タカトオコヒガンザクラが代名詞ですが
実は秋はもみじの名所でもあって
真っ赤に焼けたもみじの美しさは格別でした
見上げたもみじは真紅の輝きで
目の前の光すら赤の世界になったかのような
圧倒的な濃さを感じましたね
高遠城址公園は戦国時代、諏訪氏が築いた高遠城で
諏訪氏が武田氏の傘下に入ってから
あの武田軍の天才軍師、山本勘助によって
大幅に城が改築され今の原型となります

その後は重要な武田軍の西の砦に相応しく
信玄の五男、仁科盛信が城主となり
武田氏の発展を支えていましたが
武田信玄から勝頼の時代に入ると状況は一変
織田信長が大挙して高遠城に迫ると
もはや甲斐からの援軍もなく孤立無援の盛信隊は
見るも無惨に玉砕するしか道はありませんでした
その後も重要な城に変わりはなく
江戸時代には保科氏など徳川家の側近が
交代で城主となり、城を守り続けて今に至ります

悲劇の城でもある高遠城
だからこそ侘び寂びが美しいのかもしれません
パッと散る桜も、枯れ落ちる前のもみじも

この日はとっても寒い陽気で
山沿いに冷たい風が吹き抜け、
もみじの葉も風に吹かれて舞っていました

だからなのか、余計にこの城の歴史が
風景に重なりましたね
伊那谷はここ数年見どころが増え
紅葉の名所もいくつも誕生しました
中には車すら止められないほどの
大変な人気のところもあるほどです
来年もまた紅葉の時期に南信を訪ねたいなと
まだまだ行ったことがない名所も多いですし
グルメも発掘していませんからね…

駒ヶ根市から伊那市まで
秋の南信を旅したドライブもこれにて最終回です
いや〜、やっぱり信州の紅葉って好きですね!

来年はもう少し疲労のない状態で
訪ねられたらと思います
あと、久しぶりに高遠城址公園の春も
見てみたくなりました!
果たして行けるのでしょうか…

では、
今日も最後までお読み頂きまして
ありがとうございましたm(_ _)m