彼女の歩いてきた道
俺の6つしたの後輩は負けず嫌いだ。
仕事でいつも俺を出し抜こうと頑張ってる。
お得意先に俺に内緒でアポとったり、まったく報告せずに仕事を終了まで持っていったりだ。
このまま何事もなければそれでよいのだが、いつも俺がしりぬぐいしている。
どこかポカしているのだ。
そんな彼女。ある冬の寒い日、そう、仕事収めまであと幾日かの夜、仕事が終わらずに会社に一人残っていた。俺は、彼女に手伝おうか
と声をかけたが、負けず嫌いの彼女は当然に「結構です。先に帰ってください」との返答。
俺は、「あっそう」と言い残し、ウインドウズ終了画面がとじるのを待たずに会社を後にした。
俺の家は会社から目と鼻の先。
帰宅してからも、会社の彼女のいるフロアを見ていた。
0時、1時、1時30分。それでもあのフロアの電気は消えない。
さすがに俺も気になり、「めんどうな奴だ。」と一人ごちながら会社に向かった。
そこで俺の目には、
泣きながらパソコンの前に伏せている会社にいた彼女が飛び込んできた。
会社の暖房は自動的に消えていて寒かった。
俺は彼女に気づかれないよう、残っている仕事を片付け、暖房をつけて、家のフトンへと一人帰った。
翌年の彼女の年賀状には、「おまえには負けない」と一言書いてあった。
やれやれ。
残業も、省エネの時代においては、電気代、暖房代のことが気になってしまう。
そんな省エネ時代、昭和シェル石油が開発した「Shellエコ灯油」 (http://www.shell-ecotoyu.jp)
は、地球に優しい」暖房だ。