あなたは何モードにする?~NTTの誤算~
Lモードを知っていますか?
2001年6月に、iモードの固定電話版という形でNTTが取り入れたものだ。
このLモード、開始から10年もたたぬうちに2010年でやめるらしい。
名称もさることながら、2番煎じでヒットを狙うことを考え、猪突猛進した結果、
予想もしないスピードでのサービス停止ということになった。
iモードは、電車に乗っている時間や、いろいろな待ち時間を狙い、みごとに
それにマッチした。利用者の隙間の時間を、iモードは埋めたのである。
こうして、今に繋がるヒットサービスが生まれた。
これに対し、Lモードは何を狙ったのだろうか?自宅の家族団らん時、にわざわざ
Lモードをするのだろうか?、また、パソコンがこれだけ普及している現状、
Lモードの果たす役割は皆無である。まさか、このLモードが固定電話常設の砦とでも
考えていたのだろうか?
中小会社では、自社が展開したこのようなサービス停止は、即座に企業存続の危機に
たたされることは言うまでもない。なぜなら、初期費用がとてつもなくかかっており、利用者数と利用期間に
よって元をとるのであるから、わずか10年足らず、しかも利用者が50万人にも満たないのだから。
なにはともあれ、Lモードの利用者にとってもはかなりの痛手になるであろう。お金を返してもらいたいものだ。