さすがに年齢だと思ったのは、風邪で高熱の時はもちろんつらかったが、なんか数日遅れで疲れが出てきたこと。熱はすぐに引いた。まああの時は寝てたからいろいろ鈍感だったわけだ。

 39度越え、たぶんコンマ8だったと思うが、人生で最高値だったと思うので、ちょっと焦った。これは確証がない。はしかの時38度台だったと思うのだが、しかと覚えてはいない。

 熱の高さは、体が頑張って悪いところを修復する動きと思えたから、一昔前よりも健康になったのかと、その点はよいと思ったのだ。これは医学的根拠があって言うのではなく、漠然とそんなことを考えていたということなので、信じなくてよい。

 ちょっと高めということで、インフルかあるいはcovid-19(とか言うの?)が気になったが、噂では、あれらは起き上がるのもしんどいほどということだったので、そうでもなかったから違うと判断した。これは単に鈍感なだけかもしれない。

 土曜に最高温度になって、月曜の朝には収まっていたから、通常通りに動けるものと気が楽になったが、びっくりするほどやる気が出ないのだった。そしてそれまで熱以外に何もなかったのに、急に喉がいがらっぽく感じられ、風邪をひいたときのあの妙に金属的な味覚異常めいた感覚が広がる。難しい本を読む気が起きない。コミックを広げても、しかしストーリーが上滑りする。考え事はうまく行かない。何か考える気が起きない。今週もだらだらと何か書いたとは思うが、何を書いたか忘れちゃった。

 体の芯の部分の疲れが抜けるのに今週いっぱいかかったわ。いやまだ疲れてるかもしれん。よくわからん。よくわからんところが年だなあ。