その時に出会った1人のおばあちゃんの話です。
初めて出張美容に行った時に白髪の元気なおばあちゃんにお会いしました。
「あなたは床屋さん?」
「いえ、美容師です」
「珍しいわね〜いつも床屋さんきててそこは気に入ったスタイルにならないのよ」
「そーなんですね…じゃ〜いい感じになる様にしましょうね」
「お願いするわ」
それから本当に喜んで頂き、嬉しい反面気づいたことは
今までおばあちゃんだから、とか老人ホームだから、とか洗いやすければ、とか
そんな感じで切られてたのかなぁ〜
少し心が痛くなりましたが
僕はそんな美容師にだけはならない様にしよう!
そんな決意がうまれました。
それから毎月そのおばあちゃんは予約をしてくれました。
…
数年の月日が経ち、ふと予約が無くなりました。
老人ホームにいると訪れる嫌な予感…
僕は何も言わずその月も老人ホームへカットに行きました。
僕の想いは「短い間でしたが美容師の楽しさを感じさせてくれてありがとうございました。最後のカットを僕にさせていただいてありがとうございました。」
今日も僕は美容ライフを楽しんでいきます…