肌が敏感になったとき、子供と顔が触れるとき、今使っているファンデーションって大丈夫かな。。。と、ふと気になることはありませんか?
そして、お肌に優しい日焼け止めやファンデーションを探そうと、オーガニックコスメや無添加化粧品、敏感肌用のドクターズコスメや医薬部外品などを探してみる、というのがよくある流れだと思います。
では、何となくお肌に優しそうなこれらのコスメの違いはなんなのでしょうか
大まかに説明すると。。。。
オーガニックコスメ
*オーガニックの植物成分を配合している化粧品
*世界共通の基準や、日本国内で明確な定義はない
無添加化粧品
*旧厚省で決められた102種類の旧表示指定成分(アレルギー誘発などのおそれがある防腐剤や界面活性剤、色材など)を含まない化粧品
ドクターズコスメ
*皮膚科医や美容外科医などが監修、開発した化粧品
*オーガニック化粧品同様、明確な規準や定義はない
医薬部外品(薬用化粧品)
*厚生労働省が効果や効能を認めている特定の有効成分を一定量以上配合した化粧品
*一般化粧品と違い、効果・効能を表記できる。
*また、有効成分以外の配合成分の表示を省略することが許されている
*旧表示指定成分は記載しなければならない
それぞれのメリットやデメリットはおいといて、簡単に説明するとこんな感じです(^_^)
何となくお気づきでしょうか
●お肌に優しそうなオーガニックコスメやドクターズコスメにはハッキリとした規準がない!
●医薬部外品には旧表示指定成分以外、全成分の表示義務がない!(きちんと全成分を表示している医薬部外品の化粧品もあります)
●無添加化粧品は旧厚生省が定めた成分を使用していなければ、その他の防腐剤や保存料を配合していても無添加化粧品と表示できる!
これらの理由でどんなジャンルのコスメも、肌への刺激が懸念される成分を配合していても、『オーガニック』・『ドクターズコスメ』・『無添加』などと表示して、お肌に優しそうなイメージで世に出ているコスメは山ほどあるのです(^o^;)
では、どうやってお肌に優しいコスメの判断をしたら良いのか、ポイントは5つです。
①100%オーガニック植物のみで作られたコスメを選ぶ
②100%植物成分のコスメを選ぶ(植物由来や天然由来と表記されているものは植物などから合成された成分のことを指していることが多い)
③石油由来、人工化学物質でも長年安全が確立されている成分で、なおかつ原料の種類が少なくシンプルなコスメを選ぶ
④化粧品でよく使われている、安全で刺激の少ない界面活性剤と保存料を知る
⑤化粧品でよく使われている(または過去に使われていた)アレルギーや湿疹を誘発する恐れのある界面活性剤と保存料を知る
この5つのポイントを押さえておくと、コスメを選ぶ範囲がグッと狭くなり無駄な選択肢が減ります(^_^)
そうは言っても④や⑤などはどうやって情報収集したらいいの?となりますよね
そのあたりも少しづつ情報発信していきたいと思います^_^
次回は①のオーガニックコスメの現状を紐解いていきたいと思います!!