女性の集客専門アドバイザー・増田恵美です。
「正解はお客様」私が良く言う言葉です。
どうしたらいいんだろう、どっちがいいんだろうと迷ったら、「私のお客様はどうしたら喜んでくれるだろう」「私のお客様はどっちを喜んでくれるんだろう」
お客様になり切って考えれば、答えを導く出すことができるのです。
今日お話をしたクライアントは、お客様の気持ちになって考えて、自分なりの答えを見つけていました。
これも最初からできた訳ではなく、できるようになったこと。それは素晴らしいことなのです。
ただ、SEO的に見た時、シチュエーションが抜けていたのです。SEOは『どんな環境で』まで考えることが大切です。
Googleは、夜7時の繁華街で「ラーメン」と検索した結果と、深夜に住宅街で「ラーメン」と検索した結果は変えているそうです。
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いぼ痔だったらどうする?
彼女の仕事を明かす訳にはいかないのですが、彼女のお客様は、できれば人に知られたくない悩みを抱えた人です。
お客様の気持ちになって、「人に知られたくないんだから」と考えて導き出した答えでした。ただ、知られたくなくても検索するときは違うですよね。
え?意味がわからない?ちょっと例を出してご説明しますね。
あなたがいぼ痔だったとします。(おい!)できれば人に知られたくないですよね(笑)
なので、「肛門科」には入りたくないです。「外科・肛門科」と看板が出ているクリニックの方が入りやすいでしょう。
彼女はもっと配慮して「お尻が痛い方」みたいな言葉にしてしまったのです。
けど、良く考えてみてくださいね。「もしかしたら私、いぼ痔かも…」と思ったら、「お尻が痛い方」で検索しますか?
お尻が痛いには筋肉痛もあるし、打撲もあります。
スマホやパソコンでこっそり検索するなら、ドンピシャ「いぼ痔」と入れませんか?
そうなると、「いぼ痔」と検索窓に入れた結果に表示されなければ見つけてもらえないのです。
検索エンジンは検索窓に入れた文字列で判断します。
「お尻が痛い方」⇒「ああ、たぶん いぼ痔だわ」とは出してくれないです。
見つけてもらえないということは、悩みを抱えた人の役に立つことができないということになります。
悩みを抱えた人の役に立ちたいと仕事をしているのに、見つけてもらえなかったら役に立てないのですよ。←これ大事
これがシチュエーションまで考えてもらいたい理由です。
お客様のために何の専門家なのか明らかにする
悩みが深ければ深いほど、専門家を探します。
トラブル肌で悩んでいたら、「内科、小児科、皮膚科、外科」みたいな看板のクリニックより、皮膚科専門医に行きたいと思いませんか?
検索で辿り着いてくれたとしても、同じ現象が起きます。
「確かにこの人は、これもできるらしい…けど専門じゃないみたい」閉じて専門でやっている人を探します。
これがターゲットを絞らなければならない理由です。
「あれもできますこれもできます、誰でも来てください」は結局誰も来ないのです。
なぜなら書いてある言葉がターゲットに響かないから。
広げてしまうと「こんなお悩みを抱えていませんか?」を見て「私だ!」とワタクシゴトにならないのです。
たった1人のお客様(ペルソナ)に向けて発信をすること。
1人に向けて書くと、1人にしか響かないと思わないでくださいね。同じ悩みを抱えた多くの人のワタクシゴトになりますよ。
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