灰色馬のブログ

灰色馬のブログ

結婚歴10年2人の子持ち男の平穏な日常と、そこに至るまでのろくでもない人生の記録

つまらないおっさんが、日々思いついた事を適当に綴るブログです。
まともに読んでくれる物好きな方も居ないと思うので、主に自分用の記録になりそうです。



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私が夜勤を終えて帰宅するのは9時過ぎになる。
いつものように玄関で仕事着を脱ぎ、洗濯機に放り込んで回す。
さほど酷く汚れてるわけでもないが、やはり毎日洗わないと気持ちが悪い。
本当はこのまま風呂を浴びたいが、後で子供達と入りたいので手と顔だけ洗って我慢する。
「お帰り
妻は朝に強い方ではなく、子供たちが休みの日は昼前まで寝ていることも珍しくないが今日はパートがあるので普通に起きていたようだ。
 
私が
そうこうする内に妻が居間のドアから顔を出して声を掛けてくれた。居間に入ると長男と、いつもは寝坊助な次男が揃って迎えてくれた。
パジャマのまま、2人でゲームをしていたらしい。
妻はPCの前で古いドラマの動画を見ながら化粧をしている。
パートのある日は大抵この後慌ただしくなる。
私は空気を読んで、さっさと朝食の支度を始めることにする。
時間も食材も乏しいのもあって、簡単にスクランブルエッグとウインナーを炒めることにした。
まあ、本来不精なのもあって大したものは作れないのだが^^;
 
食事ができても妻の化粧が終わる気配がないので、私もPCを立ち上げて軽くWEBを閲覧する。
食事はなるべく揃って食べたいものだ。
妻の手が空くのを待って簡素な朝食を始めた。
食べ終わるのは決まって私の方が早いので、空いた食器を片付ける。
大分空気が慌ただしい。
朝食を終えて持ち物を整えだした妻が、いつもの様に腹痛を訴える。
私は整腸剤と麦茶の入ったコップを玄関の脇においた。
ここで一つ気が重い事があった。
昨日のタバコとジュース代を貰っていなかったので、今日の分のタバコが無いのだ。
私の小遣いは1日500円・・・正直厳しいが、今の私の収入では仕方ないだろう。
遠慮がちに妻に小遣いをねだると、予想通り
「この忙しいのに・・・」
と悪態をつかれ、小銭も手渡しではなく床の上におかれてしまった。
若干カチンとくるが仕事前の妻の機嫌が悪いのはいつものことなので、素直に礼を言って受け取ることにした。
妻にとって働きに出るということは当たり前のことではない。
以前は私の収入だけでやっていけていたので、仕事に出るということは殊の外しんどいのだろう。
話を聞く限り職場の環境もあまり宜しくないので、この程度の事で腹をたてるのも申し訳ないかなと思う。
 
慌ただしく出勤する妻を見送った後、残った食器の片付けと洗いものを済ませる。
今のフライパンはテフロン加工がしっかりしているので、洗うのも楽でいい。
 
人間の食事が片付いたところで、今度はウサギ達に餌をやる。
ウサギ達も気配を察してか、おねだりが激しい。
牧草を少々と主食のペレットをゲージに入れてやると、すごい勢いで食べ始めた。
 
そこまで終わって、やっと待望の風呂となる。
先にシャワーを浴びながら湯船にお湯を張り、子供たちを呼ぶ。
一応子供たちだけでも入浴は出来るのだが、きちんと洗えてるか怪しいもので私が洗う事が多い。
子供たちの夏休みが終わったら朝風呂というわけにも行かないので、私が夜勤の時は2度風呂になるだろう。
私が身体を流していると後から来た次男が
「パパ!カエルがいる~」
と騒ぎ出した。
ふと後ろを振り返ると、確かに小さなカエルが壁に張り付いていた。
逃げまわるカエルを何とか捕まえ、窓から外に逃したところで長男が入ってきた。
「ママのときじゃなくて良かったね~」
確かに大騒ぎだっただろうな^^;
 
風呂を子供たちより一足足先に出て、室内干しの洗濯物を畳むことにする。
子供たちが居れば手伝ってくれたりもするのだが、まだ次の洗濯があるので急ぐことにした。
 
風呂から出た子供達に宿題をやるように促すと、素直にノートを広げて算数の計算を始めてくれた。
洗濯機を回しながら様子を見ていると、次男が首をかしげている。
どうやら掛け算の答えに自信がないらしい。
ノートに書かれた筆算の答えを見ると明らかにおかしい。
苦笑いしながら一緒に計算の方法を検証してみる。
やはり計算の手順を間違えていたようだ。
軽い説明ですぐに正しく出来るようになったので、単に度忘れしていただけだろう。
 
私は良い父親ではない。
少し前は、こうしたやり取りにも苦痛を感じることが多かった。
平穏で変わらぬ日常にも、焦燥感を感じることが多かったと思う。
子供を愛せてる自信も無かった。
子煩悩な他所の父親を見ると、本当に自分が嫌になった。
だが、少しづつ変わってきたように思う。
勝手な持論だが、母親というのは子供を宿した時点で母親だと思う。
しかし父親というのは、一生をかけてなっていくものなのではないか。
色々悩んだが、私はそういうタイプなのだと思うようになった。
今は父親という役柄を演じながら、長い時間を掛けて本物に近づいて行けたらと思う。
 
一通りの家事を終えて時計を見るとお昼を回っていた。
ここからはしばし自由な時間を楽しむことにする。
最近のマイブームはブログ巡回だ。
まだ訪れる先は数えるほどだが、気になる方の更新を確認して自分のブログにとりかかった。
 
1時間ほど掛けてつまらない文章を書き上げた。
そろそろ妻の帰る時間なので休まないと怒られるな;;
 



私たちが訪れた病院は個人病院としては立派な作りでしたが、相当に古いものに見えました。
広めに作られた待合室の窓が、聖母マリアと天使達をあしらったステンドグラスになっていたのが印象に残っています。
待合室には私達しか居らず、何とも言えない静かさに少々不安を感じた記憶があります。
受付を済ませてから妻と少し会話した覚えがありますが、雰囲気に呑まれて小声でヒソヒソ話になっていましたね^^;

ほどなくして診察室に妻が呼ばれて行って、私は待合室に一人となりました。
その時私が何を考えていたかはよく覚えていませんが、期待より不安のほうが遥かに大きかったと思います。
今思えば自分勝手なことばかり考えていたと思います。

当時私は自分の夢に向けて本格的に行動を開始していた時期で、付き合っていた妻との関係もどうするか悩んでいました。
次のステップに進むためには今の職場を辞めて遠い土地に行かなくてはならない。
その為のあたりも付けてありましたし、自分なりのレールは敷いたつもりでもありました。
勿論彼女には付いてきて欲しいと願ってはいましたが、子供の事がなくても現実的には難しい状況だったと思います。
遠からぬ内に、彼女に打ち明けて決断を下さないといけないとは考えていました。
しかし子供が出来たとなれば全ての計画は頓挫します。
子供を堕ろすという選択肢だけは選べませんでしたから。
自己中心的な思考が先に立つ私でしたが、堕胎という事の重さはある程度理解していたのでしょうね。

そして考えも纏まらぬまま、診察を終えて戻ってきた妻に妊娠2ヶ月という事実を知らされます。







ふと思うことがあったので、初めて妻の妊娠を知った時の事を書いてみます。

当時私たちは付き合い始めてから1年弱で、何とは無しに同棲紛いの状態になっていました。
そして、それはいつもと変わらない日常の中での妻(彼女)の一言から始まりました。

妻「生理来ない・・・」

彼女は普段から生理が遅れることが珍しくなく、私もその時は余り深刻に考えなかった記憶があります。

私「後で検査薬を買いに行こう」

付き合いだしてから何度目のやり取りだったか・・・
最初の1~2回は恐る恐る検査薬の反応を確認していましたが、何度も繰り返す内に浅はかにも私達は子供が出来にくいのだろうと考えるようになっていました。

検査薬を使ったのは翌日だったと思います。
妻が不安そうに検査薬を見せに来たのを覚えています。

妻「これ・・・陽性じゃない?」

検査薬の表示窓にはいつも通りくっきりした-の文字と・・・薄い|が!
やがて時間経過と共にはっきりと+の表示が確認できるようになりました。
2人とも慌てましたね^^;
きちんとした避妊もせずに、毎日のように行為を行っていたのですから当然の結果ですが。
私は極力冷静に振る舞うことに努めましたが、内心では誤判定であってくれと祈っていました。

そして後日、家から1番近い産婦人科を調べて訪れることになります。
そこでの選択が私の人生を大きく変える事になりました。