自粛期間に思うこと 4年 野崎大介 | 学習院大学男子ラクロス部 PHOENIX BLOG

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学習院大学男子ラクロス部のブログです。
試合情報、日常生活などに加え、今までお見せしてこなかった部分を発信していきます!



平素より学習院大学ラクロス部男子を応援してくださる皆様、またいつも一番近くで部員を支えてくださる父母の皆様、そして指導してくださるコーチ、OB・OGの皆様に、深く感謝申し上げます。

今年度主将を務めます、野崎大介です。


(写真右)


今回のブログでは
・部活に入った理由
・現在の個人の目標
・引退したときにどんな姿でいたいか
この3つについて書いていきます!



それでは早速1つ目からいきましょう!





・部活に入った理由

部活に入った理由を語ると大学受験のときまで遡ります。
俺は早稲田が第一志望でした。お父さんや野球部の副顧問の影響もあり私文は早慶上にしか人権が無いと思うくらい学歴コンプを抱えていました。

しかし結果は惨敗。4学部受けましたが全部落ちました。
そんな早稲田に行けなかった俺は
高校の先生から学習院に行くんだったら体育会に入れと言われたのと
「あいつらと同じ大学生活じゃだめだ、差を埋めるために学生のうちに何か一つは熱中しなくてはいけない」
と思ったので体育会に入ると決意しました。
(なんで浪人しなかったのかは話すと長くなるから省略。)



何の部活に入るか考えた結果、高校まで続けていた野球は肘の怪我と自分の力量では試合に出れないと思ったから候補から外れて、フットサル部もみていましたが、セレクションがあることを聞いて断念しました。

何部に入ろうか考えている中、友達がすんごいでかくていかつい、二郎を食べるスピードが異次元な人に
「ラクロスの体験やらない?」
と恫喝されているのを見かけました。

その友達は俺のことに気づき、巻き込まれてラクロスの体験をやることに。
結果その日、TOEICも受けないで4時間くらいずっとラクロスに夢中になっていました。
(これ余談なんですけど、パスキャしてくれた人はちっくーさんでした。その日以来、引退まで話すことはありませんでした。)



パスキャとシュートしかやってないけど、成長をすぐに実感できるラクロスの楽しさにハマった俺は、その後も体験会とお食事会に行きまくりました。たぶん全部いきました。おれ、だいき、木暮が一番最初に入部を決めて一緒にラクロス部の新歓してました。木暮元気にしてる?有観客になったら試合見にきてね



じゃあ決め手になったことは何かと言うと、2つあります!

1つ目はラクロスという競技が新鮮で楽しかった

2つ目は自分の努力次第で活躍できるかが決まる



特に2つ目は自分にとって魅力的なものでした。
ラクロスに限らずカレッジスポーツをやってる人って今までのスポーツであまり活躍できなかった、伸び代の限界を感じたなど挫折を経験してる人が多いと思います。野球やサッカー、バスケなどメジャースポーツと呼ばれるものは高校までの積み重ねで大学でも試合に出れるかが決まってきます。
一部例外もいますが、高校でも活躍して大学でもプレイできるならそのまま大学でも同じスポーツをやります。だって活躍できると信じてるから。



高校までで挫折を感じたり、力量に自信が無い人がまた輝ける場所がカレッジスポーツにはあります!特にラクロスは身体能力が低くてもクロスワークを磨けば輝けるチャンスがあります!身体能力が高ければもっと輝けるチャンスがあります!
今までのスポーツ履歴がリセットされて、なんなら帰宅部の人でもスタメンになれるスポーツありますか?なかなかないですよ
今までの生活に後悔してる人、劣等感を抱えてる人にとって挽回できるチャンスがあるスポーツなんです!



俺は中高で野球の練習をさぼった後悔があったから、その後悔を晴らすために、試合で活躍して輝くためにラクロスという新しいスポーツに挑戦しました!



以上がラクロス部に入部した理由です。長々と失礼しました。

p.s. ラクロス部に入って辛いことももちろんありましたが、後悔したことは一度もありません。1年生でもし読んでる子がいたら、一度練習に足を運んでラクロスの楽しさを体感してください。そしてぜひ入部してください。絶対後悔しない学生生活を送れます。





それでは2つ目いきましょう〜

・現在の個人の目標

今の目標はパス・シュートの選択肢を増やすことと、オンラインでもチーム内の交流を増やすことの2つです。



現在大学から2人以上の自主練も禁止されていて対人の練習ができないです。厳しい環境ではありますが、できることをやるしかないです。幸か不幸か、こんな状況でもラクロスは練習するものがあります。個人練習が中心になって、個人能力を成長させるチャンスです。実際個人能力が1番伸びる期間ってオフ期間だったりします。自分が課題としてることを徹底的に練習できるからです。
練習再開したときに成長した姿を見せられるよう頑張ります!



そして2つ目の目標については、開さんからのお言葉をきっかけに始まりました。
俺は毎日1人ずつプレイヤーの他己分析、たまーに素振りインスタライブ、練習動画を上げてくれた人に対してコメントを返すなどをやっています。最初は技術幹部で始めたことでしたが、最近は幹部以外の部員からも発信が増えていて交流が活発になってきました。優季や岩田が言っていたように、部員同士がリスペクトし合うチームになれるように全体LINEでの発信を続けていきます!



目標に関連して1つ
目標を達成するために何をやれば正解なのか、近道なのかを行動せずに考えることがあります。もちろん近道できたらそれが一番効率がいいです。でも、まずはやってみる。やってみて改善点が見つかる、改善を重ねて正解を見つける。やってみないと分からないです。
今やってる全体LINEの発信だって、やる意味はあると思いましたが本当に効果が出るのかは分からなかったです。そしたら今は最初は予想していなかった形で発信がされています。
みんなも目標を達成するためにはまず「やってみる」を始めることをオススメします!
この自粛期間で「やってみる」から色んなアイデアが生まれることを改めて学びました。





最後、3つ目です!

・引退したときにどんな姿でいたいか

引退が決まった瞬間、「もっとこの仲間とラクロスをしていたいな。一緒に過ごしていたいな。」と思いながら泣けるようになりたいです。
そう思えるってことは、ラクロス部が充実した生活を送れていた証拠だと思います。



小中高でもっと一緒に野球をしていたいと思えたことは小学校の時一回きりでした。仲が悪いわけではなく、今でも遊んだりしていますが、中高の部活動は正直充実したものではありませんでした。それは熱中してる奴が少なかった、部活が楽しくなかったなど色んな要因がありますが、1番は自分が頑張っていなかったことです。頑張ってもない奴が頑張った人と同じ様に泣いちゃだめだと思っていたからです。
ずっとこの仲間といたいと思えるように、なにより泣くに相応しい努力をしたと思えるように、残りの期間を突っ走っていきます!






とても長くなりましたが、ここで終わりにさせていただきます。
1人にでも刺激が与えられるブログになっていれば幸いです。


4年 野崎大介